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おまえが信じるおまえを信じろ!~天元突破グレンラガンより

先日、ある方におすすめしていただいた「天元突破グレンラガン」を視聴しました。最高に"ダサかっこいい!"感じの"漢(オトコ)"感が溢れる、熱い作品でした!ただのスーパーロボットものでもない、でもスマートなSFものでもない、それでいてストレートな人間ドラマな感じ。なのに物語の設定や背景は深い感じ?まんまとハマりました。

登場する主人公たちは、HERO(ヒーロー)そのものです。
兄貴感溢れるカミナしかり、主人公のシモンしかり、ヒロイン的存在のヨーコ、ニアしかり。さらに脇をかためるキャラクターたちもひとりひとりがカッコイイところがある。

そんな熱いアニメでしたが、やっぱりカミナがシモンに伝えるメッセージは名言だと思います。

いいか、忘れんな。
おまえを信じろ。
俺が信じるおまえでもない。
おまえが信じる俺でもない。
おまえが信じる、
おまえを信じろ!!

とにかく無茶苦茶な兄貴分だなと思いきや、その突き抜けた信念と、弟分を勇気づける一本筋が通った行動とメッセージがすごい。自信がなかなか持てなかった弟分のシモンが変化していく様が、また視聴する我々を勇気づけるのかもしれません。

そしてことあるごとに出てくるもうひとつの名言、

俺を誰だと思ってやがる!
(途中から)俺たちを誰だと思ってやがる!

と大見えを切りながら、次々と不可能を突破していく。これも確固たる自信と、決めた道(Way)を貫き通す強い志(Will)があるからだと思います。

このアニメ、「ドリル」とか「螺旋(らせん)」が大きなテーマとしてずっと出てくるのですが、"穴掘り"しか能がなかった(でもそれがとても得意だった)"穴掘りシモン"が、サブタイトルどおり天を目指してスパイラルアップして突破していく話でもあるんですよね。

グレンラガンに学ぶ効力感=Efficacy(エフィカシー)

確固たる自信を最初から持っている人なんて、そうはいませんよね。
案外と「自分自身を信じる」ことができていないことって、本当に多く見られます。

でも自分が自分を信じることができている状態というのは、失敗を恐れず挑戦したり変化を受け入れることもできる状態だと思います。

自分自身を信じられること。それは自己効力感(Efficacy)が高いと言えるでしょう。しかも根拠の無い自信ではなく、達成感を積み重ね、他者に刺激を受け、尊敬している人や仲間に認められ、ドキドキわくわくな高揚感も時には経験した結果得られる自信です。

これは学術的には「心理的資本」を構成する要素のHEROのうちのE(Efficacy=効力感)を高められている状態だと思います。

心理的資本とHEROについては、こちらに詳しくまとめています。

それにしても「おまえが信じるおまえを信じろ!」と、誰かに言ってみたい...(笑)いろいろとムネアツな作品でした。

ひとりひとりがHEROとして物語の主人公となれるようなキャリアを実現できるような事業推進、引き続きチャレンジしていきたいと思います。

▼今回ピックアップした作品はコチラ

今日、寝る前に、そして翌朝起きた時に、
「俺は俺を信じる!」「私は私を信じる!」と唱えてみるのも良いかもしれません。そういえば「自分で自分を褒めたい」というアスリートの名言もありますよね。騙されたと思って、まずは誰かではなく自分で自分を認めてみるのも、けっこう良い方法です。

そして最後に、グレンラガン面白いよと薦めてくださったテーマパークコンサルタントの清水群さん!ありがとうございました!



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