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明日を変えたければ、ふりかえりつつ今日の行動を変える。

七転び八起き。そして、転んでもただは起きぬ。このふたつはセット。

何も考えない、ただやるだけやればいいんでしょ、だとすれば、たとえ8回目にうまくいったとしても、きっと再現性が無いものになってしまう。
それで「変な自信」がついてしまうと、それは「根拠の無い自信」そのものなのではないだろうか。そして根拠の無い自信は脆い。(たまに鋼のメンタルの人もいますが、それはそれ、これはこれ!)

目の前の「今」に集中することだ。目の前のことに真剣に向き合うとはそういうことなのだろう。真剣に向き合うからこそ、それは「試行錯誤」になり得る。そして試行錯誤はそのまま自身にとっての「達成体験」になるのだ。

転んでもただでは起きぬ、の正体は真剣に向き合うことによる「試行錯誤」のことだ。その場数は、たとえ7回転んでいたとしても、根拠ある自信につながってくる。

これは「自分にならできる」「自分にもできるはずだ」と思える行動に移す自信、エフィカシー。そう効力感なのだ。自己効力感ともいう。自分に対する信頼でもある。もっといえば、実は自分ひとりではなく、他者とのかかわりのなかでより強固に育まれていくと考えているので、私は「自信と信頼の力」と表現している。

行動を起こすことは、本当の自信を育むうえで必要条件。でもそれでは十分ではない。真剣に向き合うことによる、ふりかえりと立て直しが肝要なのだ。

工夫できることはないか。何か活かせるリソースはないか。次への糧になる要素はなかっただろうか。そんなことを丁寧に考えてみる。

今日を変えなければ、明日は変わらない!
明日を変えたければ、今日を変える。

私は今の話をしているんだよ。(葬送のフリーレンより)


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