#477 努力+チャンス=成功
どうも!バリスタ店長のトシです!
最近人不足と、以前に比べるとフリーターの数が少なくなって、ダブルワークや学生さん、主婦さんなどの短時間勤務のスタッフが増えたことでシフトを作るのがすごく難しくて、作成に結構な時間と集中力を要します。
しかも今は2店舗分作っているので、月に2回来るシフト作成の時間が苦痛になりつつあります。
今回のシフトも足りない日があって、スタッフに入ってもらえないかを聞いてみたんですが、「その日中に実家に帰ることになっているから厳しい」とのこと。
そううまくはいかないよな〜と思っていたところ、翌日に「新幹線の時間を後ろにずらすことができたから、入れます!」と言う連絡が来ました。
遅い時間に帰ることになって大変でしょうに…予定を変更してシフトに入ってくれることになりました。
こういう利他の心を持ったスタッフがうちの職場には多いので、すごくありがたいですし、恵まれているなと実感するばかりで、感謝が絶えません。
3月ごろから忙しくてスケジュールが回らず、自分の大変さばかりに目が行きがちでしたが、周囲には助けてくれる人がたくさんいるので、一杯一杯になった時こそ周りを見ないとな〜と思いました。
いやはや、ただただありがたいです。
「努力+チャンス=成功」
さて今回は「努力+チャンス=成功」というテーマでお話ししていきます。
何かとよく聞く言葉だと思いますが、努力するだけでは成果が出ないと言うことは、巷ではよく言われています。
何かの目標や目的に向けて一生懸命努力している人にとっては絶望的な言葉かもしれませんし、信じたくない言葉かもしれません。しかしこれは事実で、努力は実らないんです。
厳密に言うと、努力はそれ単体では実りません。
何時間、何日、何年間努力していても、努力しているだけでは成果に結びつきません。たとえ10000万時間努力したとしても、努力だけでは成果には結びつかないんです。
しかし、だからと言って努力が無駄だと言うわけではありません。
努力とあるものを組み合わせることで、努力は報われます。
“努力+チャンス”の方程式
では、努力と何を組み合わせればいいのか?
それは「チャンス」です。詳しくは「チャンスを見抜き、捉えること」です。
努力だけをやっていてもそれ単体ではあまり意味を持ちません。自分で自分の成長を実感して、自己効力感を上げて、モチベーションを上げる上では努力を継続することは大事ですが、努力するだけでは何も生み出せないんです。
なので大事なのは、その努力の成果を発揮できる機会を作ることだと思っています。
どれだけ積み上げたスキルや能力があっても、その成長を知っているのが自分だけだと自己完結で終わってしまいます。自分の成長を表現する機会を作ることが大事ですし、なんなら前もってその機会をいつにするかを決めておくと、その機会に向かって努力することができるので、成長が二倍三倍にもなります。
ちょっとわかりにくいかもしれないので、たとえて話します。
コーヒーの勉強を成果に繋げた瞬間
僕はバリスタなんでコーヒーやラテアートをものすごい勢いで勉強していたんですが、勉強しているだけの段階ではその実力を自分しか認識できておらず、成果を出すことはできません。
周囲から見ても僕はせいぜいコーヒー好き止まりで、自称バリスタと言うレベルでした。
しかしこのままでは自分がただのコーヒーオタクに留まってしまうと思い、「努力しているだけじゃダメなんだな〜」と認識して「せっかく努力しているんだから成果を出したい」と思いました。そして自分の実力を表現する機会、ここではバリスタの大会に出場することにしたんです。
大会ではそれなりの実績を残すことができ、この時初めて自分の努力を成果にすることができたと思います。
そしてその時の公式は…
努力(コーヒーの勉強)+チャンス(大会への出場)=上位入賞(成果)
という感じです。
しかも成果を出すと周囲の見る目が変わります。何者でもなかった僕はこの大会を経て「大会上位に入賞する実力を持つバリスタ(コーヒー狂)」という称号を得ることができました。
それ以降コーヒー関係者との付き合いが増えたりと、一緒に何かをやったりと、やれることが増えましたし、自分の成果を作るための機会が増えました。
最近では専門学校の講師なんかもやらせてもらいましたし。
成果を発揮する機会を作ると、成長が二倍にも三倍にもなる
そして先ほどちらっとお話ししましたが、努力の成果を発揮する機会を作ることで、成長が二倍にも三倍にもなります。
僕はあらかじめ大会に出ると決めたので、その大会で成果を出したいという思いや、恥をかきたくないという思いもあり、いつもよりも質の高い情報収集と、濃い練習ができました。
知り合いのバリスタさんにうまくなるためのコツを聞いて回ったり、練習の量も増やしていつもよりも考えて練習するようになりました。
大会じゃなくても何かしらの試験や発表会、プレゼンなどなど、いろんな機会を前もって決めておくと、当日失敗しないようにと努力することができるので、成長が二倍にも三倍にもなります。
ただそういう機会を作るのは失敗するリスクも抱えることになりますし、緊張もするので、何かと逃げてしまいがちです。
しかしそういう機会を作らないと努力が実らずに終わってしまいます。
命を失うわけではないので、あまり難しく考えずに、とりあえず飛び込んでみることをお勧めします。例え失敗しても、新しい世界がひらけて視野が広がりますよ〜!
いろんなチャンスを掴みましょう!
大会や試験やプレゼン以外にも、日常的にチャンスは転がっています。
上司や顧客から難しい依頼が舞い込んでくることもありますし、何気ない日頃の会話の中にもチャンスは潜んでいたりします。
努力を継続しているとそのチャンスに気づくことができたり、今まで掴むことができなかったチャンスを掴めるようになっていると気づくことができます。また、努力していることを知っている人たちがチャンスを持ってきてくれるかも。
不確実性が渦巻くチャンスに飛び込むのは怖いかもしれませんが、怖いからこそそこに成長の機会があります。
ぜひ勇気を持ってそのチャンスを掴んでみてください。
それでは、今回はこの辺で。
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