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今日の学びno.4テナントと街


こんにちは


今日も自分らしく働けましたでしょうか?

最近少し皆様からスキを頂けれるようになって

見て頂ける機会が増えているのかな?と嬉しいです


今日は不動産屋としての話を

交えながらお話しをしていこうと思います


テナントによる街づくりですが


例えば一つの商店街に

フルーツジュース屋さんが5店舗あったとしましょう。

消費者の観点からすると、特に目的のジュース屋がなくとも

「あそこに行けば、なにかしらあるだろう」と

必ずある期待値が回収できる安心とワクワクをもって

その地に向かう事でしょう。

他店舗同士もシナジーが生まれて

間違いなくフルーツジュースはそこの商店街に行くことでしょう。


一つ気を付けなければならないのが

カニバリズム(競合食い)と言われる

決まった数の顧客に対して同じ業界内が

取り合い食い合いが始まってしまい

その界隈は縮小していってしまう

その結果 強い店舗が1店舗残り

その商店街の強み自体がなくなってしまうのです。


この現象によく見舞われるのが

日本のコンビニフランチャイズです。


エリア分析し、売り上げの良い店舗があれば

その近くで動線の前に店舗を展開し売上を取り合うように仕向けるのです。



ニーズがあるところに市場縮小限界まで

供給してしまうことで起きる現象です。


こういった現象を起こさない為に

何ができるかというと

店舗を散らすのも一つの手ではあるのですが

立地が悪ければ顧客が誘致しづらい等

必ずそのしわ寄せを受けてしまう店舗が生まれてしまいます。

それは誰しも避けたい現象。


解決策として考えられるのが

商店同士が協定を組んで

お互いの顧客を紹介し合い

互いに協力して伸びていくようにすること


一定数いる顧客を

お互いに持続可能な数だけ

分け合いお互いに業界として伸びていくことを

協力していく。


これからのテナントの生き残り方だと思います。

独占できる時代は終わりが来ています。


それではいい一日を

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