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コミュニティのボーダーライン

こんにちは。こんばんは。おはようございます。

今回はコミュニティについて考えてみたいと思います。

皆さん今属してるコミュニティはいくつありますか?



5年以上前の話になりますが、通勤中にラジオで若者にコミュニティについての調査の話しがあり、とても興味深く聞いていました。

調査の内容は
今属しているコミュニティはいくつありますか?
と言う質問です。

明確には覚えていませんが確か5前後だった気がします。
今回お話したいのはそこではないので、そこは置いておきます。

私が気になったのはその先に話しを進めていくと、できれば属しているコミュニティを減らしたいと言う人が多数いたという事です。

SNSの普及で人生の節目(卒業、就職、転職、引っ越し等)で自然に消滅していた関係が切れなくなり属してるコミュニティが増える一方で心に負荷がかかっているのではないか?というお話しでした。

そして今SNS離れする人も増えてきていますし、オンラインサロンの様なclosedなネットコミュニティもあります。


最近私はとあるSNSで音声ルームという機能にチャレンジしてみました。

そこは会った事もない人といきなり会話するんですが音声で会話する人とそれを聴いて文字で参加する人がいて今まで感じた事のない世界観がそこにはありました。

音声と文字のハイブリッドトークは難しいけどまた別の楽しさがありました。
どんどん知らない人が出入りしながら音声や文字でやり取りする世界観はとてもオープンで解放的な高揚感が得られます。
※勿論デメリットも多いでしょう。


とてもオープンな世界観もあれば思想や価値観が近い人達だけの閉じられた世界観のネットコミュニティが存在している。

正直今の段階でここに潜む問題や有益性は全然分かりません。


今回のお話で提供できるものがあるとするならばこの様なコミュニティに対してのボーダーラインと言う目線だと思っています。

どの程度オープンにしたいのか?
オープンとクローズの両方持ちたいのか?
どの様な共通性で集まりたいのか?
ビジネスか?プライベートか?
いくつくらいが自分同時に属せるコミュニティ量か?

今までは意識しなくても自然消滅する関係があったけど、
今は意識的にコミュニティをコントロールしなければ、
気付かぬうちに心に負荷がかかりだす可能性があります。

そしてコミュニティを抜ける勇気がない、
コミュニティにそぐわない人を排除するのは可哀想
など思い、中々コントロール出来ない人も多いのではないでしょうか?

特に女性がSNSの精神的な悪影響を受けていると言う情報もありました。
※原因はハッキリしていないようですが。
情報源(スマホ脳 アンデシュ・ハンセン)

リンク貼れないので画像貼ります。


コミュニティには必ず選択と排除のボーダーラインが必要です。

それは全てを受け入れる事ができないし、
ある程度の共通性が必要だからです。

そのコミュニティを繋ぐ共通性を持ってない人が
いるとコミュニティの輪が乱れ始めます。

なのでコミュニティを守る為には選択と排除
のボーダーラインが必要なのです。

多様な世界になればなるほど自分で明確なボーダーラインを持たなければ精神や肉体、時間、お金、色々な事が意図しない方向へ向かって行ってしまうかもしれません。

きっとお互いの為に
意識的にコミュニティを離れたり
離れる事を促してあげたり
する必要があると思います。

決してイジメや悪意だけの選択と排除ではないはずです。

愛のある選択と排除を
自分と他者を繋ぐコミュニティの為に

受け入れがたい考え方と感じる人も多いと思いますが、
きっとこれは避けられない現実だと私は認識しています。


今人類は進化の過程で生き残る為に必要だった
動物的習性に足を引っ張られる世界に生きている
だから理性的、理論的にカバーしていかなければ
便利な道具もただの凶器になる


私はきっとこれから
コミュニティという概念を強く意識して
生きていく事になるだろう
と感じています。

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