見出し画像

恋人から夫婦になったわたしの理由

2020年2月22日。
2のが並ぶ日に入籍した。
絶対に忘れるから覚えやすい日がいいと言った旦那の言葉を元に縁起がいい日を探した結果、2月の22日だった。そして今年は令和2年。これほど覚えやすい日はないだろうと思う。そう思ったのはわたしたちだけではなく、同じ地域では50組み近くが婚姻届を提出したそうだ。

入籍してからも特に毎日変わらず日々が進んでいく。仕事では旧姓のままな為に正直未だに実感が湧いていなかったりする。
特にプロポーズがあったわけでもなく、まだ結婚指輪を買えていなかったり、入籍前からほとんど一緒に生活をしていた為に何かが大きく変わったということもない。
だから余計に実感が湧かない。
ただ、「彼氏」と呼んでいたのが「旦那」と呼び名が変わった。
変わらない毎日だけれど、ちょっとしたことが幸せに感じる。それは今までもそうであったが、一人から二人に変わり、共有できる人がいるということはとても嬉しい事だと思う。

何故、入籍したのだろうか。
わたしは家族が好きだ。とても大切だ。
有難いことに両親と唯一の弟との関係も良好であり、仲が良いと思っている。
学生時代は両親が不仲だったり、喧嘩が絶えなかったり(そんな中でも弟とだけは仲が良かった。お陰で重度のブラコンである)、様々な事があったが、今では家族のグループラインが時々盛り上がるくらいには仲が良い。
だからこそ家族と言う絆は自分の中でトクベツ感がある。
入籍とは、他人だった人と家族と言う絆を与えてくれるものだと思っている。
彼と家族になりたい。
恋人同士のままでもよかったが、嬉しいことも、悲しいことも、もし万が一わたしに何かがあった時に、一番に報告できる存在になってほしい。
ましてや、わたしにとってトクベツである家族と言う絆を彼と持ち、様々な事を彼と経験したいと思ったから入籍を決めた。
周りから祝福はされているが、色々言われる事もある。
でも後悔は何一つない。
わたしは彼だから一緒にいる事を決めたのだ。

日々の小さい事でも残しておけたらと思い今日筆をとった。

誰かの暇つぶしになれば幸いだし、同じ事で悩んでいる人が、あぁ、仲間がいる、とホッとできたらいい。小さな事でふと笑顔になれたらそれほど嬉しい事はない。

大それた事は何一つ書けないが、小さな日々のあれこれをこれから少しずつ、ここに記していこうと思う。

どうか、誰かの暇つぶしになりますように。