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災害時に負担軽減「非常食や衣料品など仕分けのいらない備蓄品」福祉作業所で災害支援用品の梱包作業開始 

東日本大震災では、支援物資の仕分けが職員の負担になるなど課題となりました。こうした中、非常食や衣料品をあらかじめ詰め込んだ仕分けのいらない備蓄品が考案され梱包作業が始まりました。
飲料水やレトルト食品、衣類など75品目。考案されたのは、これらを一つの段ボールに詰め込んだ「G72BOX」です。被災後72時間を支援するという思いが込められています。災害支援事業を展開する東京の企業が考案しました。


「石巻市の職員の思いからプロジェクトが生まれました。障害のある方々に大活躍してもらい、今度は災害現場で人を助ける」

ガーディアン72 有馬朱美社長:

この企業は去年11月、宮城県石巻市の社会福祉協議会と委託契約を結んでいて9日は、福祉作業所で梱包作業が行われました。

震災当時、大量の備蓄品や支援物資の仕分けが大きな負担となった教訓からこのプロジェクトが生まれました。


震災時仕分けを経験した石巻市市民生活部 鈴木公美次長

梱包作業では1箱あたり350円の報酬が支払われます。「G72BOX」は協定を結んだ全国25の自治体の公民館や体育館などに送られ備蓄されます。保存期間は5年間です。


tbc放送より引用

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