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子育て中の矛盾。「親」としての自分。「私」としての自分。

子育てをしていると、ふと矛盾した感情が湧いてくる。

「親」としてこうありたい。
でも「私」としてはこうありたい。

どちらも「したい」には変わりなくて、心からそう思っている。
…場合は、その時どちらを優先したいかで選べばいいと思う。

一方で、「親だから〜すべき」と固定観念に縛られて自分の心の声に蓋をしてしまっている時。

これは要注意だと思う。

「こうしたい!」という自分の気持ちに蓋をして「親である以上、こうすべき」とありもしない理想の親としての振る舞いが自分の望みだと錯覚してしまっている可能性があるから。

ちなみに、この話は過去の私。

「お母さんになったら3歳までは子どもを自分で育てたい」
「手作りしたものを食べさせたい」
「学校から帰ってきた時に家にいてあげたい」

これらは全部「〜したい」だが、本心はどうだったかというと、完全に「親である以上、こうすべき」にとらわれて決めていた決断だった。

本当はすぐにでも働きたいし
料理はできることならやりたくないし
帰ってくる時間もどっちが先でもいい

そう思っている。
私自身、本心に気がつくには産後うつを拗らせて、体調を崩すという過程を踏んだが、これは遅すぎる。

もっと自分自身を大切にしていい。
というか、最初に大切にしないといけない。

自分を大切にできない人に、家族を、友人を、周りの人を大切にはできないから。

だから、堂々と自分を満たして、自分の声をしっかり聞いてあげよう。
大丈夫。自分も家族も大切にできるから。

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