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スタジオMでのレコーディングについて



誰でも手軽に自分でレコーディング出来る時代になりましたが、アマチュアミュージシャンにとっての作品作りには色んな考え方がありどれが正解か?は当然人に寄って違うわけですが、一応持論?自論を書いておきたいと思います。

高級な機材で録音したイマイチな演奏と音質はイマイチだけど自己ベストな演奏!
どちらを優先しますか?

この問いに対して前者!の回答をする人の多くは他者の依頼によって作品を作る環境なのかなと思います。プロ的考え方でもありますな。

この記事の対象は後者の回答をする人です。
自分の聴きたい音楽を作りたい人!ですかね。

楽器演奏者の多くは、こんな機材があれば!とか自分の外の能力に依存しがち。心当たりがある人も少なく無いと思いますが。まぁ自分にもその傾向がありますが💦

長年ギターを弾いて来た経験から言って高価なギターの音を楽しむ!と言うのはあるかも知れませんが、それを使うと良い音楽になる?なんて事は無いと思っています。

勿論、楽器、機材に求められる最低限のクオリティーってのはあると思いますし出来るなら良い物に越した事は無いわけですが。

何にしても最も大切なのは演奏者自身だと言う事です。

音源制作やライブを通して育つ、出来上がって行く物って結局そのミュージシャン自身であり、その人自身こそが実は作品なのだ!と思うわけです。

じゃ一般的に言われる作品って?
率直に言って「うんこ」
みたいな物です😄
どんな人間が生産したうんこなのか?
うんこを分析するとそれを生産した人間と言うのが見えて来る!みたいな物です。

あくまでも個人的な意見です。

音源の制作に関しても、どれが正しいなんて事は無いと思いますが、なるべくならその人の能力が最大限に発揮された演奏が最優先されるべきかと思っております。

どうしたらその最大限が発揮できるのか?

自身を客観的に知るのは大概の人にとって難しいので、第三者の見解は時に重要だったりします。
自分が気付いていない長所や短所、拘り過ぎやその反対。

例えばタイミングや音程、音の長さなどちょっとした事に気を付けているか?で他の人が聴く時の印象は大きく変わります。勿論本人も。

一つの方法として一度あるべき所に音を持って行き完成のイメージを確認するのが効率的で良いかと思っています。

今の編集ソフトでは様々な加工が可能です。
例えばピッチやタイミングが不正確な場合、一度修正して聴いてみてください。

必ずしも良い結果が得られるわけでは無いのですが、多くの場合、自身の持つ曲のイメージに近くなったりします。

それを聴いた上で、自分にとってはどうでも良い!と感じるなら、それでも良いわけです。

拘るポイントは人に寄って様々だし曲の内容に寄っても拘りポイントは変わる物だと思います。

その辺りにもアーティストの個性が現れる物なので勿論尊重します。

自分の感覚と客観的に聴いた時の誤差を埋めて行く作業が、そのアーティストの演奏力を向上させ、結果的に聴く人達により伝わり易い作品を作り上げる事になるのだと考えています。

急いで作品をリリースしなければいけない時、編集修正に寄って完成させるのも割と普通になっていますが、問題点の発見は、その人自身の能力の向上に直結します。

などと考えながら、そのアーティストの長所と短所を見極めつつ、なるべく好ましい作品を作る!それを目指しています。

スタジオの利用料金と私の手間賃、合算して4,000円って決して高くは無いと思っています。



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