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主役ではない、夕暮れの東の空に思うこと
晴れた日の夕暮れ、東の空は、あかく燃える夕陽を受けて薄紅色に染まっていく。それが群青色に触れあう様子を眺めるのが好きです。
夕暮れに東の空をよく見ますか。
夕陽が沈んでいく西の空は激しく輝いて、その一瞬それは全天の主役といった感じ。私はそのうしろで暮れていく東の空が大好きです。
静かな色たち、それがだんだんと色調を落としていく。その様子を眺めるとき、目の前に広がる色と風と宙がこの組み合わせで見られるのは、一度きりの現象なんだなと気づいてちょっと泣きそうになります。それは西の空も同じなんだけど、なぜか東の空にはその色彩が強い。
勝手に東の空を脇役のように呼んだけど、きっと東の空を全天の主役だと思っている人は、私のほかにもいるのだろうなと思う。誰かは知らないけど、仲間ですね。よろしくおねがいします。
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