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千十九
2019年8月20日 10:55
萩原朔太郎の詩に「利根川のほとり」という一篇があります。14歳の8月20日はこんな気分でした。きのふまた身を投げんと思ひて利根川のほとりをさまよひしが水の流れはやくしてわがなげきせきとむるすべもなければおめおめと生きながらへて今日もまた河原に來り石投げてあそびくらしつ。きのふけふある甲斐もなきわが身をばかくばかりいとしと思ふうれしさたれかは殺すとするものぞ抱きしめて抱きしめて