中高一貫って実際どんな感じなの?
大抵の人は、人生で1回は[受験]を経験しますよね。
小学受験生、中学受験、高校受験、大学受験
私はこの中で中学受験を経験しました。そして、これから大学受験を経験します。
さて、私は、中学受験をする上で、中高一貫校へ進学すべきか、それとも公立へ進学すべきか、とても悩みました。
悩んだ末、私は中高一貫校へ進学しました。
通ってみて分かった、中高一貫を選んでよかったこと、大変なことをこあげていこうと思います。
少しでも役に立てたら幸いです。
メリット
1,高校2年生時には全ての授業内容が終わるため、高校三年生時は受験だけに集中出来る。
これは、私が中高一貫校を選んだ大きな理由の一つです。授業の進度がはやいので、高校2年生時には高校までの内容が全て終わります。
なので、高校三年生時に余裕が出来ます。
授業の負担が少ない分、受験に集中できるでしょう。
2,大学受験に詳しい先生が多い。
中高一貫校は、やはり『大学受験』を乗り越えるための学校です。
なので、公立高校や中学校に比べて、大学受験に詳しい先生も多いです。
気軽に進路相談や質問にいけるのでとても便利です。
3,高校受験がない分、「大学受験」を視野に入れた勉強ができる。
『高校受験がない』というのは、中高一貫の、大きなポイントです。
先程も言いましたが、中高一貫校は授業の進度がはやいです。
つまり、中学三年生時には'高校課程’に入るということです。
そう、高校受験がない分、「高校受験」の勉強に当てる時間を「大学受験」を見据えた勉強に当てることができるのです。
4,環境が大きく変わることがないので勉強に集中出来る。
中高一貫なので、6年間、全く同じメンツと過ごし続けることになります。
もちろん、クラス替えなどはありますが、あまり大きく環境が変化することもありません。
学校に慣れる、とか、新しく友達を作る、といったようなことはありません。
だから、勉強にも集中出来ます。(ドキドキや新鮮さはないので、少し退屈かもしれませんが笑)
5,「自習室」や「進路相談室」など、勉強に関する設備が充実している。
私立はやはり、設備が充実しているように感じます。
学校によるかもしれませんが……
やはり、大学受験を視野に入れているだけあって、そういった設備も充実しています。
デメリット
1,授業の進度がはやいので、ついていけなくなる人もいる。
授業の進度がはやいのは、いい面もありますが、悪い面もあります。
進度がはやいので、授業を真面目に受けることはもちろん、各自で質問などをしに行かないと厳しいところがあります。
2,宿題の量がとても多い。
これも学校によるかもしれませんが、私の通っている学校は宿題が大量に出ます。
やはり、難関大学の入試を視野に入れているからなのでしょう。
塾や部活との両立は少しキツイかもしれません。
部活や友達との時間が欲しい人には中高一貫校はあまりおススメしません(個人の意見です)
私自身も、塾、部活には入っていません。
3,高校受験がない分、中だるみする人もいる。
高校受験がないのはメリットではありますがデメリットでもあります。
入学当初は気合い満々でも、学校になれていくうちに
『大学受験まで、まだまだ時間はある』
というふうに考えるようになってしまいます。
すると、段々と勉強時間が減り、授業も真面目に受けることが出来なくなっていくのです。
実際に私の学校でも1学年70人中、入学時から今まで、真面目に勉強に取り組んでいるのは30人程度です。
結局は「本人次第」ということでしょう。
4,お金がかかる。(制服、入学金、授業料)
私立なので、もちろんお金がかかります。
私自身、特待生(入学金、授業料免除)で入学したのですが、それでも制服や教材を買うのに10万円近くかかってしまいました。
終わりに
ここまで、中高一貫のメリット、デメリットを紹介してきました。
「将来の夢』や『やりたいこと』が明確にある人には、中高一貫がオススメです。
先生達は親身になって進路のことを考えてくれるし、大量の宿題も、『自分のためだ』と思う事ができます。
逆に、やりたいことが思いつかない人に中高一貫は向いていないかもしれません。
中高一貫は、普通の公立中学校と比べてハードです。
そのため、目標がないと、『なんのためにここまでしているんだ?』『数学なんて役に立つのか?』という負の感情が生まれやすくなってしまのです。
拙い文章ですが、役立てて頂けたら幸いです。
受験が成功することを祈っています……
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