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038\\\ 第 3 の 眼 を 開 か せ る(さらに解説の編)

「第3の眼を開かせる」のお話しは今回で3回目になります。もう、3回も書けば、あとはだいたい応用で考えていただけるかと思います。第3の眼なんて言っても、そんなにすご~いものでもありません。同じひとりの人間が持っている、両眼の肉眼なのか真ん中にある眼なのかの違いだけですから。

それよりも、実際の練習では、第3の眼を開かせることよりも「両眼の肉眼を使わない」の方が、大変かと思います。日々、仕事や生活やらで使っているものを「使わない」わけですから、何かと支障が出るかと思います。慣れれば瞬時に使い分けが出来るのですが、それまでが大変かも。

それと、第3の眼を開かせたからといって、すぐに能力が出て自分を納得させてくれる自己変容が起きたり、いきなり何かが成功して生活を変えてしまう、なんてことはまずありません。もともと持っているのにまだ使ったことが無かったんだ、というくらいに第3の眼をとらえてゆきましょう。せいぜい。


でも、もしかしてこういう感性や能力を開かせて、急に何かが出来るようになったり、いきなり物事が成功してしまう、ということを求めている人もいるかもしれませんね。いるでしょうね。きっと。もしホントにそうなってしまう人の場合は、それがその人の自然な成り行きの生き方なのです。そう思いましょう。とにかく何でも、やってみないと分かりませんね。

では今回は、第3の眼について、もう少し詳しい解説を加えてみます。

第3の眼はテレパシー的な機能もあります。しかし、これにも個人差がありまして、送りタイプ(カタリカケ系)と受け取りタイプ(リーディング系)に分けられます。体質や気質やエネルギーの方向性など、個人によっていろいろ違いがあります。必要があれば送り「送りのカタリカケ」も「受け取りのリーディング」も、トレーニングによって、両方得られるようになるとは思います。

また、時間系と空間系とかにも分けられるかもです。何かが起きる前に先に何かが感じられたり、空間の中に自分の意識を入れてみたり、或いはその両方を。ただしこれもその場や対象との「相性」なんかもありますから確実に常時その感性が出せるかどうかは、未定です。


第3の眼は「感情」とつながっていまして、その場やその対象に含まれている「感情」もいっしょに読み込んでしまうことがあります。悪い「感情」の波動のことです。そういう場合は「相性が悪い」と決めつけてしまった方が良いと思います。どんな達人であってもこういうことはアリなのです。完全さを求めないことです。

ですので、この note に書いてある練習は、他の場所や誰か他者に向けてはおこなわないでください。あくまで、自分がいつもいる場所であり、あなたひとりの時にだけでトレーニングをしてください。

ある程度慣れて来ましたら、どんな場所でも誰を相手でも、だいじょうぶになりますが、始めの練習のうちは、自分の生活エリア内でおこなってください。

第3の眼は、あまりうまく出来ない場合にはなんら副作用は起きません。しかしうまく出来過ぎる場合はいろいろな変化が起きます。自分にも周囲との間にもです。

しあわせは丸いオーラ(完成)

では第3の眼の簡単な練習をやってみましょう。この note の026\\\ と035\\\ で書きました『壁トレ』をモチーフとした内容でおこないます。どちらの家にもある「壁」が第3の眼のトレーニング相手になります。

まずはこの「壁」を両眼の肉眼ではなく、真ん中のひたいの第3の眼で見ることから始まります(両眼の肉眼は眼を開けたままでやってくださいね)。両眼の肉眼には焦点を合わせる機能がありまして、「壁」の表面を見てしまうとそこでオシマイとなります。「壁」の表面で焦点が合うとそれ以上は入ってゆけませんのでオシマイとなるわけです。

第3の眼には焦点を合わせる機能というのがありませんので「壁」の中25センチでも、壁の向こう側にでも、もちろん「壁」の表面でも、思ったところに焦点を決めることが出来ます。「壁」でなくても、テレビやパソコンの画面での紙の写真でも、本来は2次元のものですが、表面よりももっと奥に入ることが出来ます。

つまり2次元の中に奥行きを感じたり、メールの文章の中に送って来た人の波動を感じとったり、などが出来るわけです。これは両眼の肉眼を使っていたら知ることが出来ない「もうひとつの情報データ」なのです。


この note には001\\\「外に意識のカラダを出す練習」というのを書きましたが、意識のカラダをリモコンで動かすように操作するのは第3の眼から出している微弱電波でおこなっています。

目の前の「壁」の中の約50センチあたりに第3の眼で焦点を合わせてみてください。その中に、自分の中から、仮想の見えない分身のカラダを出して入ってみてください。いきなりパッと入るよりも、1センチか2センチくらいずつ、ゆっくりと入ってゆくようにしましょう。手のひらを「壁」の表面に触れて、そこから溶けるように入ってゆくのがよろしいかと思います。

「壁」の中に入る時には、「壁」に向けてカタリカケをします。「壁」に向けて「入っていってもいいですか?」という風にね。手のひらで触れているときは、手のひら越しにカタリカケをしてもよいかと思います(決まった形式はありません)。


次に、「壁」に入った自分の分身のカラダに、「壁の中はどんな感じなのかな?」とたずねてみてください。肉体のままでは「壁」の中には入ってはゆけませんので、分身のカラダにたずねるのが一番です。

自分の分身のカラダなのですから、たずねれば「答え」は返ってきます。言葉なのか感覚なのか雰囲気なのか、なんらかの「答え」が返ってくればよしとしましょう。そんなに明確でなくてもいいのです。

このように、自分と「壁」をつないでくれるものが第3の眼というものですから、出来ているのかどうかはあまり気にしないで、くれぐれも遊びでやっていってください。

第3の眼の役割として、自分と外界や他者の境界線が薄らいでくれることがよいのです。なにしろ第3の眼には焦点を合わせる機能を持ち合わせていませんので、そのあたりが内外自他を曖昧になります。両眼の肉眼は、開けていても使わないでくださいね。閉じてもいけません。


この練習は、淡々とやってください。うまく出来たとか出来ないとかにとらわれないことです。自分の内部にいる見えない分身のカラダが動いたりもしますので、あまり悩み事や心配事があるときは、やらないでくださいね。

「壁」と一体感が感じられて、気持ちが安心したり、自分の内側の動きを感じられて元気になれたり、新しい内なる自分を予感が出来れば、たいへんよろしいと思います。

「壁」の中に、絵を描くように「世界」を作ることもアリです。「壁」を、アイデアを描くキャンバスだとイメージ出来ると楽しいものです。「壁」の表面は平面ですが、中は立体として使えます。

この第3の眼の練習が、自分へのヒーリング行為であると思えるのが一番なのです。あとは、この note に書かれていることを参考にしながら、今回の内容を自分なりに応用して遊んでみてください。当分は自分の世界の中だけでやってください。

「壁」の中に棲んでいるガイドを呼び出して、誰かの気持ちを知ろうとしたり、自分の不安な未来の答えなどを知ろうとはしないでくださね。くれぐれも。それはもっとプロ級になってからいくらでもやれますから。

★呼 吸 法 ワ ン ダ ー ラ ン ド///★

ここまでわずかなページ数でしたがお読みくださって来てありがとうございました。『呼吸法ワンダーランド』はこのページで終了となります。次のページからは『若返るふたりのtalk show』をお送りいたします。新しい内容のページもどうぞよろしくでございます。

つづく


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