見出し画像

101\\\ 薔 薇 の 呼 吸 ~*(その3) ひとつになって「宇宙」になる。


『薔薇の呼吸』になるために。
前のページの「解説」の続きです。

今回は(1)(2)(3)(4)のうちの(2)です。


(2)対象体(薔薇のことです)と自分との相性が良い。なかなか相性の良いものと出会うことは少ないものです。波長が合う。同調しやすい。しっくり来る。噛み合う。慣れるのが早い。自然に無理なく一体感になれる感じ。肌に合う。気圧が合う。水が合う。自分からの強い思いが無くても対象体の方からも自然にこちらに寄り添ってくる。お互いが自然にひとつになれている。


この(2)では、相性の良さで『薔薇の呼吸』に向かうという説明です。


良い対象体との出会いがあると(良い相性とさえ出会えば)、自分と対象体との「間」の境界線が薄くなって、お互いの情報が相互乗り入れ可能となる関係が始まるものです。なんか、打ち解けたような、分かり合えるような感覚を覚えます。


これは人間や異性でなくても、その対象体の色や形やリズムや重さ、固さや柔らかさなどを感じる感覚を通して、なんとなくイイナにという気持ちになるのです。


『薔薇の呼吸』には、両者の「間」の壁をとれるかどうかがすべてになりますから、それは恋をしたときと同じような脳内の状態が始まっていれば、もうだいじょうぶです。


無理して集中力を使う必要もなく、その対象体と居れさえすれば(もちろん人間や異性ではなくても)、それだけでゾーンに入ってしまえるのですね。自分と対象体との境界線が解けてしまえば、まるで霊感でも得る感覚かのように通じ合えるわけです。


自分から対象体(薔薇のことです)に入ってゆこうとしなくても、フッと自分の脳が無意識的な状態になったときに、インスピレーションのようなものがやってきてくれます。自分の表面的意識は動かしていなくても、自然な無意識的(デフォルト状態といいます)な脳内回転運動は動いているからなのです。


セレンディピティという状態がそれにあたります。脳内に想いにデータが集まり過ぎて、あとは脳内自動処理装置によって「答え」が出ることです。脳内集中力ともいえます。霊感がひらめいたとか、お告げが降りて来た、などの状態です。


とにかく、「相性が良い」というだけで、すでに効率的なスタートラインにいるということになります。相性が良くて=それとひとつになりたい思い=『薔薇の呼吸』になる。これはもう自然現象としての『薔薇の呼吸』になります。


しかし、自然に成り行きで『薔薇の呼吸』となっても、何かの気まぐれでそれが自然に離れ離れになることもあります。ですから、どうしても意識的に自分と対象体がひとつになるための『薔薇の呼吸』の「技法」は知っておくのがよろしいと思います。スランプになった時に復帰できますようにと。

『薔薇の呼吸』はシリーズで書いてアップしてゆきます。
次のページからもさらに続きます。

「呼吸」のつくり方。

・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・

この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。

しらのゆきひと///呼吸のデザイナー

アメブロにも書いてます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?