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115\\\ 呼吸法のたくらみ~*その7


~『気のエネルギーボール』をセルフヒーリングに使うために~



今回も前回の続きです。身体の中に『気のエネルギー』を養って、それはおなかのあたりで、丸い『気のエネルギーボール』という形になって来ましたので、その養い方と使い方のお話しです。



おなかのあたりに出来ました『気のエネルギーボール』を、自分の生きるためのエネルギー源として使えるようにしてゆきたいですね。このあたりは気功健康法と同じようなトレーニンとなります。


しかしこのエネルギーのボールがおなかに居てくれるだけでは、まだまだセルフヒーリングには使えません。もっと強く大きく言うことを聞いてくれるエネルギー体にしてゆきましょう。


前回に書きましたように、自分の意識の眼を、自分のおなかのあたりに向けてあげるのです。育てる養うとは「見ていてあげる」こと。自分のおなかの中に「見ていてあげる」をしてゆけば、必ず『気のエネルギーボール』は強く元気にイイコに育ってゆきます。


そしてある程度、おなかの中の『気のエネルギーボール』が強く熱く元気になってきたなと感じましたら、それを全身にエネルギーが広がってゆくようするのです。イメージは、『気のエネルギーボール』から新しい「管」のようなものが出て、それが両手のひら・両足の裏・頭頂へと広がって流れてゆくようにします。


身体の真ん中に、太陽のように『気のエネルギーボール』があって、そのまわりをまわるように。といっても、そうそう自然に勝手にはなってはくれません。自分の意識イメージで誘導するのです。イメージを「言葉」にして向けて、そのように動くように伝えるのです。


もし身体のある場所が弱かったり病になっていて、そこにエネルギーが必要だと思う箇所があれば、そこに向かって流れてゆくように「想う・念じる・言葉で伝える」をするのです。自分の想いとエネルギーが意思疎通できるようになれば、そのエネルギーは確かに「自分のもの」になっています。


このような練習をしているのに自分のエネルギーが言うことを聞いてくれないということで悩まされている人も多くいます。「両方の手のひらに流れるように」と思っているのに、その通りにエネルギーが流れてくれないと困りますからね。


あまりご本人が緊張しすぎていると、自分のエネルギーが思い通りに動いてくれないことをあります。本来は自分のエネルギーですから、自分の意識で動いてくれるものです。それでも自分の意識が散漫になっていたり、集中力の無い意識状態ですと、ちゃんと聞いてくれなくなってしまいます。


『気のエネルギーボール』は、まさにイキモノです。途中でお付き合いをやめてしまえば自然消滅となるでしょう。しかし、どこかの意識の片隅で、いつもちゃんと『気のエネルギーボール』を見守ってあげていれば、安心して育っていってくれるものです。


見えないエネルギー体ですが、育て養ってゆくためには、このような「愛情感覚」が必要です。見てあげていることが愛情なのです。『気のエネルギーボール』側で、愛情不足を感じてしまうと、育ってはくれなくなります。


セルフヒーリングとは、まず、自分の『気のエネルギーボール』を育て養うことから始まります。『気のエネルギーボール』とは、自分が生きるための「電源」のようなものですから大切にしてゆきたいですね。


うまく、肉体のカラダとエネルギーのカラダをひとつに重ねて両者がズレないように重ねてひとつにするように「見てあげる」ことです。


何度も言いますが、『気のエネルギーボール』に対して自分の意識の眼で「見てあげる」ことが自分のためのセルフヒーリングにつながることなのです。それはつまり、自分の身体や自分自身を「愛する」ことにつながるからなのです。(続きます~)


「呼吸」のつくり方。

しらのゆきひと///呼吸のデザイナー

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