065\\\ 若返るふたりのtalk show(27)
今まで感じたことの無かったような強くてあやしいエネルギーを身体の中に受け入れてしまった双修法パートナーの彼女は、アタマがおかしくなってしまったのではないかというくらいの変わりようです。彼女の『女性性クンダリーニ』が開いてからは、彼女から送られて来たエネルギーを受け入れたぼくは、どうやら「女性化」させられたようです。
ふたりの始まり
聞いているわたし/// ねぇ。オンナの身体の感覚って、なんとなく分かったでしょ? どーお?
話をしているぼく/// うーん・・・(笑)(汗) そーだね。根本的にオトコの感覚とは違うもんだね。身体が求心力を持ってきているという感じかな。それに比べてオトコの身体は遠心力というか・・・?
聞いているわたし/// これから《世界の始まり》よ。そのためには《ふたりの始まり》にならないと、ダメなの。
話をしているぼく/// 《ふたりの始まり》って・・・。今まではオトコとオンナの双修法トレーニングだったのが、ぼくがオンナの感覚ようになってしまって、どーなっちゃうの? この場合・・・?
聞いているわたし/// だから《世界の始まり》なのよ。オンナとオンナで行くのよっ!
話をしているぼく/// え? オトコとオンナじゃなくて・・・、オンナとオンナ・・・?
聞いているわたし/// そう。新しい《ふたりの始まり》なの・・・(笑)
話をしているぼく/// 《世界の始まり》とは、新しい《ふたりの始まり》なのかぁ・・・
聞いているわたし/// 今までは「肉体のカラダ」が主役だったのが、これからは「肉体以外のカラダ」が主役になるの。
話をしているぼく/// 肉体以外のカラダって・・・?
聞いているわたし/// 空気で作られた見えないカラダなの。「空気の幽体」とも言うわ。それが今、身体の中に入っているのよ。わかるでしょ? オンナの身体になったような感じがそれなの。
話をしているぼく/// それじゃあ、この感覚って、空気で出来た見えないカラダなの? でもどうして、それがオンナの身体のようになっちゃうの?
聞いているわたし/// それはね。この地球や宇宙は、オンナで出来ているからなの。それは「人間のオンナの肉体」を指して言っているのではなくて、空気を作っている「微細な粒子そのものがオンナ」なの。「女性性原理」と言うのよ。
話をしているぼく/// 《世界の始まり》とは、オトコがオンナになることなのかな?
聞いているわたし/// そうよ。でもね。オトコの肉体の人がオンナの肉体になることじゃないのよ。宇宙としての「女性性原理」としての微細な粒子になることが進化なの。それが《世界の始まり》なの。
話をしているぼく/// ぼくがずっとあなたに説明して来た、外空気からの気圧を身体に受け入れて、やがてそれを地面の地中に沈めて落としてゆくことで、それが女性性原理の微細な粒子となって《世界の始まり》となったわけなのか。
聞いているわたし/// 肉体はオトコのそのままでいいの。空気も地面もどちらもオンナなのだから。その微細な粒子とつながることが、それがそのまま素晴らしいの。
話をしているぼく/// じゃあ、ぼくたちは、どーなるの? オトコとオンナなの? オンナとオンナなの?
聞いているわたし/// 両方よ!(笑) 都合の良い時にオトコとオンナになったりオンナとオンナになったり・・・(笑)
話をしているぼく/// でもまぁ・・・。どちらでもいいか・・・(笑)
聞いているわたし/// はいっ! どちらにも、なれますから。
話をしているぼく/// 肉体のカラダだけが主役だと、こうはなれないね。肉体以外のカラダが主役だから《世界の始まり》が成立するんだね。
聞いているわたし/// 《世界の始まり》だって、誰とでも成立するわけじゃないわ。これも「相性」なのですよ!(笑)
話をしているぼく/// あれーー・・・(笑) ぼくがずーーっとあなたに話していたことを、今度はぼくが聞き役になっちゃってる(笑) これは本当に進化なんだね。
聞いているわたし/// はいっ! それとね。女性性原理を形であらわすと「合掌の形」になるわ。両手を合わせると真ん中にはスキマが出来るでしょ? あれが女性性原理の「オンナ」をあらわしているの。スキマとは空間の意味なの。オンナにはスキマの空間が真ん中にあるわ。
話をしているぼく/// それで・・・ まずは、ぼくたちはどうするの?
聞いているわたし/// ふたりの「間」にある空間を確認するの。
話をしているぼく/// ふたりの「間」の合掌の中に入るんだね。
聞いているわたし/// ふたりの「間」の空間には「中心の一点」があるの。まずはそこを確認するの。これからのことは、「ふたりの間の中心の一点」が、導いてくれるわ。
話をしているぼく/// 「間の中心の一点」の空間に入るって、すごいね。本当にふたりの「間」に、入ってゆく入口があるみたいだ。
聞いているわたし/// ふたりの「間」の空間には、ふたりが出会うための入口があるわ。入口といっても「点」の世界なんだけど。
話をしているぼく/// 虚空の世界だね・・・
聞いているわたし/// そう。虚空の世界。ここには、ふたりをさえぎるものは何にもないわ。なにしろ、点の中の世界ですものね・・・
話をしているぼく/// 向かい合って、ふたりで「間」の一点を見ていればいいんだね。ぼくでもなく、あなたでもない、ふたりの「間」の空間の中心にある一点を、見ていれば・・・。
聞いているわたし/// では・・・ 行くわね・・・
気が付けば、すでに彼女のリードでの双修法が進められ、《世界の始まり》になっています。女性性クンダリーニでもあるし、女性性原理でもあるからこれでいいのだろうと思います。彼女から送られたエネルギーのせいでぼくまで女性化して来ているのですから、このままぼくはリードされる側での双修法を続けてゆこうと思っています。
彼女の「行くわね・・・」の後からやってきた波動は実に不思議だった。ふたりの「間」の一点は求心力を持ち、ふたりのオーラ体が一度はその一点に吸い込まれてしまうが、その後ぐるりと回って一点から反転して広がってはお互いの居た位置を入れ替えられてしまったような、不思議な遠心力だ。
話をしているぼく/// ・・・宇宙だね。
聞いているわたし/// ふたりは「間」の点で交わってるわね。
話をしているぼく/// 「間」という空間があったんだね。
聞いているわたし/// わたしたちは消えてしまって・・・、「点」だけが存在して、「点」が主役になっているかのようね。
話をしているぼく/// 「間」って、何も無いところだと思っていたけど、むしろ「間」こそが主役となって存在しているよ。
聞いているわたし/// 左右の手を合わせた、真ん中。女性性原理のスキマの真ん中。オンナの真ん中よ・・・。
話をしているぼく/// オトコは・・・?
聞いているわたし/// 一般のオトコは、この真ん中がお好きでしょ?
話をしているぼく/// ・・・。
聞いているわたし/// でもそこは・・・。一般のオトコにとっては、そこで《世界の終わり》・・・(笑)
話をしているぼく/// うん。一般のオトコにとっては、オンナの真ん中が、確かに世界の終わりだ・・・
聞いているわたし/// でも今はどーお? 一般のオトコではないでしょ? だから、これからは、ここが《世界の始まり》なの。
話をしているぼく/// うん。よくわかるよ。オンナのカラダは「間」の空間のカラダだものね。虚空であり、宇宙であり、女性性原理なのだ。合掌~*
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