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社会という泥水を啜る

気がつけば今年1番楽しみにしているイベントまで2週間を切った
社会人になってから楽しいこともあって、苦しいこともたくさんあった

世の中は色々な考え方の人がいて、話してみないと分からないものだということの本質をこの歳になって知った

ある日、「女性と付き合ったことがない」と言うと、マッチングアプリを勧められた
とはいえ、異性と付き合ったことがない自分にとって、「マッチングアプリをやる」というのは途轍もなく高いハードルである
そもそも人と話す際に目を合わせることさえ難しいのに、どうやって異性と話をすればいいのかわからない
話が合うかすら分からない

いや、そもそも異性と付き合うスタートラインにすら立つことすら出来ていないのかもしれない
もちろんそういう欲求はあるが、好きなようにゲームをして好きなコンテンツを追っている今が実は結構楽しい
異性との交友関係の話をした後に、「これ別に恋人がいなくてもいいな」となった
そして、「自分のことで手一杯の人間が1人の人間を幸せにできるか?」と自問自答する
今のままで幸せで、同時に手一杯の人間が異性と交友する必要は別にないのでは?という価値観
正反対の自分が同居している

とはいえ、世間的にはどうしてもそれは言い訳にしか聞こえなくて、基本的に世の中は恋人がいたことがあるのは普通で、そういうことをしたことがないというのはイコールとして、「異性とろくなコミュニケーションが出来ない人」というレッテルを貼られるらしい
「自分が幸せならばそれで良いじゃん」と思うのと同時に、過去の経験から社会的評価を気にしがちな自分が同居している自分にとっては難しい問題である

恐らく、このような自分の価値観の葛藤は一生付きまとう問題なのだろうなと思う
好きなものを他人との話を盛り上げる為にぼかしたりするのも、自分の事を騙してるみたいでなんか違うよなと思う
でもやる
流されて生きてきた筈なのに
ふと、社会に流されるのが嫌になってきた

その流れに逆らって生きようとすると、自分の穴という穴に汚れた水が入り込んでいく感じがする

それでも、生きなくてはいけない
逆らって泳げないなら、川から上がって岸を歩く
そういう方法を探して生きていく人生にしよう
その為に、今は泥水を啜って逆らいながら、ほんの少しの休息地点を楽しみに生きようと思う


超高校級のポエマーになるってサーバーに書いちゃったから、痛々しいポエムを書いてみる

多分、次は武道館前日に好きなように書く

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