眠れるようになった

ちょうど1か月くらい前、不眠に悩まされていた。朝起きるのが遅いわけでもないのに、ベッドに入ってもなかなか寝付けない日が一週間くらい続いた。

寝付けないとどんどん焦るもので、眠れない、眠れないと思っているうちに外が明るくなり、鳥のさえずりが聞こえた日が何日もあった。

数年前から病院からもらっていた酸棗仁湯という漢方薬を寝る前に1包飲んでいた。次の日仕事なのに寝付けない時は、自己判断で買ってに、めまいの治療にもらったトラベルミンを1錠飲んで何とか寝ていた。

仕事を休むようになって最初のうちは、朝早く目覚めることが多くなっていたが、気が付くと今度は寝付けなくなっていた。酸棗仁湯を飲んでも寝付けない時はトラベルミンを飲んで無理矢理寝ていたが、今度は、トラベルミンを飲んでも寝付けなくなり、いよいよ不安になってきた。

そして主治医に「最近、酸棗仁湯を飲んでも寝付けない。実は、時々トラベルミンを飲んでいる。」と伝えたところ、主治医は「トラベルミンで眠れているなら大丈夫。じゃ、酸棗仁湯を2包飲んで。あと、もともと飲んでいる加味逍遙散と加味帰脾湯もリラックスさせる効果があるから。」と言った。

私は勝手にトラベルミンを飲んでいたことについて主治医に叱られるかと思ったが、まったくそういうことはなく安心した。

それから、寝る前に酸棗仁湯を2包飲むようにしたが、すぐには寝付けるようにならなかった。このころ、ある、コーヒー専門店の濃いアイスコーヒーを飲んでいたから、それも不眠の原因なのかな?と何となく思っていた。不眠に良くないと知っていたが、寝る前のスマホはなかなかやめられなかった。

眠れなかった頃の数週間、睡眠アプリで睡眠の記録を取っていたが、気が付くと記録を取るのを忘れていた。ベッドに入る直前まではスマホやテレビを見ることはやめられなかったが、ベッドに入ったら本を読むよう心掛けた。家にいて体を動かさないと、体が疲れず、寝つきも悪い気がしていたので、これまでほぼ毎日行っていたヨガに加えて、外出の距離、時間を延ばすようにした。

段々睡眠に対する執着がなくなってきたのか、気が付くとコーヒーを飲んでも、酸棗仁湯を飲み忘れても寝付けるようになっていた。朝、9時、10時に起きても夜寝付けるようになった。

そんな中、精神科医の樺沢紫苑先生のyoutubeで「時間になったから寝る、だと寝付けないので、眠くなったら寝る」とおいう話をしていて、なるほど!と思った。確かに、時間だから寝ようとすると、寝付けず、眠くなったから寝る、の方が無理がないなぁと思った。

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