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昔「ランチの女王」というドラマがあったのだよ。
日曜日のお昼はオムライスにした。
オムライスを作る時、私は毎回
Three dog night
「Joy to the world」
を口ずさむ。
それは20年近く前のドラマ「ランチの女王」のエンディングソング。
その中で度々出てくるオムライスが美味しそうで美味しそうで、画面越しにもいい香りがしてきそうなほど美味しそうで、夢中で観たのを今でも覚えている。
その印象もあってか、
オムライスを作る=その曲
というルールが私の中で出来上がっている。
その「ランチの女王」、最高のドラマだなと今でも思っているし、元気を出したい時は観るようにしてる。
【かいつまみすぎあらすじ】
ひょんなことから、キッチンマカロニという洋食屋で住み込みで働くことになった麦田なつみと、その洋食屋の家族の恋と人生の夏物語。
【登場人物たち】
麦田なつみ・・・竹内結子さん
《キッチンマカロニ》
鍋島権造(父)・・・若林豪さん
健一郎(長男)・・・堤真一さん
勇二郎(次男)・・・江口洋介さん
純三郎(三男)・・・妻夫木聡さん
光四郎(四男)・・・山下智久さん
ミノル(住込み見習い)・・・山田孝之さん
トマトちゃん(八百屋)・・・伊東美咲さん
他にも瑛太さんが出てたり、森田剛さんが出てきたり、桐谷健太さん、上地雄輔さん、鈴木えみさんなどなど。
チョイ役まで豪華な顔ぶれ勢揃い。
わー!きゃー!誰とくっつくのーー!
と毎回楽しませてくれて、
所々に笑いがあって、
ベタな展開が目白押しで
時々ぐっときて、鼻奥がツンとして涙がほろり。
笑いあり涙あり、心がホカホカ温まる。
きっとこのドラマを観た誰しもが、キッチンマカロニで洋食を食べたいと思っただろうし(Aランチとかお子様ランチみたいで最高)、きっと多くの女子がこのマカロニ家族のとこに居候したいと思ったに違いないし、兄弟のうち誰がいいか、派閥ができたに違いない。
ちなみに私は純ちゃん派。
そして毎回素敵なセリフが溢れていた。
とくに、「涙とともに食べた人でなければ、人生の味はわからない」
というゲーテの言葉を引用してるセリフがいくつかあって、それにはぐっとくるものがあった。
生きることは食べることであって、食べることは人生の時間の大部分を占めている。
嫌なことがあっても、その日食べるものを楽しみに頑張れる日もあるし、辛いことがあっても美味しい物を食べたらちょっと幸せな気持ちになれて、救われる時もある。
食べるということが中心に置かれたこのドラマは、なんだか人生に必要な言葉がたくさん散りばめられていて、見ると幸せな気持ちになる。
あとちょっぴりお腹がすく。
何年経っても、何歳になっても、私に元気を与えてくれるドラマだ。
とにかく竹内結子さんがとてつもなく可愛い。
食べ物食べたあとの笑顔がとくに可愛い。
最近竹内さんファンになったという若い子にはぜひとも観てほしい。
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