見出し画像

百太郎が会社を辞めることができた理由

みなさん、こんにちは。人生モチベーターの百太郎です。みんさんの地域は雨が降り続いているのでしょうか?私の住んでいる沖縄は梅雨明け宣言からもう夏真っ盛りです。なんてことはさておき、今日は「百太郎が会社を辞めることができた理由」について書いてみたいなと思います。

どうして、そんなことを書きたくなったのかというとね、実は先日あるコーチの人と話す機会があってその時にふと「どうして辞めることができたんですか?」って尋ねられたんです。会社を辞めてフリーになりたいとか独立したいとかって思っている人はそこそこいるのに、実際にその選択をする人は少ない。そんな中で、どうして百太郎はそれをやれちゃったのか…。実は聞かれるまであんまり考えたことがなかったんですよね。

辞める前の葛藤

こんなnoteを読んでくださっている方は、「会社辞めてフリーになりたい、起業したい」って思っているかたか、百太郎のコアなファンかもしくは通りすがりの方なのか。どんな人であれ一度は会社を辞めようかなって思ったことがあるかもしれません。僕は教員を辞めた段階で、いつか必ず自分の力で食べていける人になりたい!って思っていました。
でも、いざ辞めるためには様々な葛藤がありました。

一番大きかったのは、「安定」を捨てるのか問題⁉︎

会社の中でも入社後1年で課長という役職をもらい、数年後には部長も視野に入れてくださいと取締役にも言われていた私にとって、「このままここにいればほとんど苦労ぜずに食べていけるな…」 という思いが常に頭の片隅にありました。フリーになりたい自分。このままでいいよっていう自分。この二人のディスカッションは結構長引きました。
このままでいいという自分の主張の主旨は「安定。」それに対して辞めたい自分の主張は「だってやってみたいんだもの。」まるで大人と子どものやりとり。いつまでたっても答えはでませんでした。

捨てる勇気

自分の中での葛藤にピリオドを打ってくれたのは、ふたつの要素がありました。

一つは、「父が亡くなった年齢」
僕の父は、58歳でこの世をさりました。僕が社会人になってすぐのことでした。そろそろ夫婦で色々楽しもうかといって御朱印集めなんかを始めた頃にバッタリと生涯を閉じました。父が人生に後悔していたかどうかはわかりませんが、自分が安定を理由に躊躇している間に自分の人生も終わりがやってくるかもしれない。父の遺影を見た時、ふとそんな言葉が頭によぎりました。

二つ目は、「フリーランスの先輩の姿」
ありがたいことにキャリアコンサルタントの資格をもった頃から、先輩と思える人がいます。その先輩がフリーランスに切り替えた姿も自分の背中を押してくれたように思っています。自分で創り上げながら、進んでいく姿にとても勇気をもらいました!

この二つの要素が重なって、僕の中で「安定」という言葉をそっと手放すことができました。

一つ新しいことを始めようと思えば、今すでに手にしているものを手放さなければならないことがあります。手放すものと手に入れたいものの比べっこはとても大切なことかもしれません。

豊かさの再定義

「安定」をすてる覚悟ができた僕が次にやったことは、「豊かさ」の再定義でした。

これまで自分の中で「豊かでありたい」という気持ちはずっと持ち続けていました。経済的な豊かさや精神的な豊かさなど、色々な豊かさを手にしていたいという思いがありました。そしてそれはもちろん、今でもあります。若い頃には毎シーズン、ブランドものの財布を買い替えたり、車検が来るたびに車を乗り換えたりもしていました。会社員であることで手にできる豊かさも当然ありました。このままの豊かさを求めていればいつまでたっても、「今」から抜け出せないとおもい、僕は僕なりに「豊かさ」を再定義しました。

「豊かさ」とは、自分の意思にしたがって過ごしたいように毎日を送り、好きな人と協力しながら他者への貢献を作り出せること。好きな場所に住み、好きなところで働くことができる。

この再定義をしたことが最後の一歩を踏み出すきっかけになったと思っています。自分が大切にしたいものをもう一度見直してみることで、何を選択したいのかが再確認できるかもしれません。

自分の中で再定義した「豊かさ」を手に入れられたらどんなに幸せなんだろうとか想像することは、何度もぶり返してくる「安定」の言葉をなだめてくれる役割も果たしてくれています。

最後に

僕は、「会社員を辞めること」が最適だとは考えていません。たまたま僕の場合は「会社員を辞めること」が自分の中で一番の選択肢だと思っただけのことです。今は自分の働き方が選びやすくなっている時代。本業+副業もありだし、本業を決めない「複業」もありだし。このnoteがみなさんが自分らしく働くために何かの役に立てばいいなと思っております。

いいね!をいただくと前転して喜びます!

コーチングのお申し込みや百太郎のプロフィールをみたい方はこちら!
「百太郎の公式ホームページ」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?