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正しい「問い」の立て方とは?

『100日間を振り返りながら、新たな目標を探し出す』

100日間のライティング講座を書き終えた後、再び次の目標へ向けての
新しい旅路(5日目)

「学ぶ」ということについて考えてみる

『問いが大事』

アルバイトの大学生との会話の中で、
「もっと勉強しないといけないと思った」とか
「何を勉強したら良いですかね~?」言葉が聞かれます
そこから『何をどのように学ぶか?』をテーマに文章を書こうと思いました
その思考の過程について書き綴っていきます

1.学びには前提となる「知識」が必要

良く言われる「何が分からないか、わからない」という状態は
入門者には、当然のことで「前提となる知識」が圧倒的に足りないから。

では、どんな知識が必要なのか?

必要な知識は
1.『概念』 2.『用語』 3.『考え方』
ではないでしょうか?

順を追って説明していきますが、
新しいことを学ぶ時、まず必要なのは、
そのものが『どんなものなのか?』を、漠然と理解していること。
感覚でも良いので、知っているものから類推することができると、理解が速いです
『概念』を持つというのは、抽象度が高い思考のスキルなので、習得するには、多くの経験値や類推能力が必要(または、そのような思考スタイルの習慣が必要)

例えば、始めて行った場所で、どのようにふるまえば良いのか?は、周りの人の姿、態度を見て学び「同じように行動する」という事から『学習』が始まります

例として『非接触ICカードによる電車の改札での通過の仕方』をとりあげてみます

初めて「駅の改札」を見た人は、どのように振る舞うでしょう?
そもそも電車に乗ったことも、見た事も無い人だったら、どんな反応をするでしょうか?

想像して欲しいのですが、SFの世界でタイムスリップしてきた過去の人間が、そのような体験をした時に「どう感じるか?」「どう思考するか?」
たぶん、まず「周りの人に合せて、同じように何かをしようとする」と思うのです
その時に、「改札」「ICカード」「料金」などという概念があるかどうか?
ここで必要となるのは、
1.何か「通過」するために「対価」が必要であるという概念 と
2.どのようにそれを支払うか? という『方法』の理解

1の概念は、『どこかに入るためには、何か手続きが必要』ということを
知っているか?ということになります
人生の中で「入る為に必要な手続きがある」という事は、様々なシーンで体験できます

2.については『具体的にどうやるのか?』なので、
それは『その都度覚えていくもの』

『やり方』にはパターンがあるので、その【パターン認識】を意識的にも
無意識的にも、習得していくという過程があります
ここも経験値が必要ですが、ある程度【パターン】が分かっていれば、
その方法を「新たに知る」だけです

ここで、いろんな事象を【パターン認識する】という概念が出てきましたが、日常的にそういう「パターン」で判断し、「パターンを理解する」という事を、感覚的に理解しているかどうか?
ここが【学ぶべきポイント】だと言えるでしょう


我々が通常当たり前に行っている日常の動作も、
「ある決まり事」に従っているので、『パターン認識』は大事な能力であり
【思考方法】です

2.最初に必要なものは「この世界」についての目次

同様に、この世界にはどんな「パターン」があるのか?を表したものとして
『目次』があります
世の中にどんな職業があるのか?
世界には、どんな国があり、どんな言語があるのか?
様々な学習科目には、どんな分野があり、どんな専門知識があるのか?

つまり『世界には何があるのか?』という、目次(インデックス)があれば
『何を学ぶか?』の 【何を】 について、知ることができます

多くの人は、自分の馴染みのある分野や、その世界の事だけしか知ることがありません
もちろん、それが悪いわけでないですが
『何を学んだらよいか?』の問いに対しての答えの一つとしては
『どんなものがあるのか?』を一番に知ること。

ただし、詳細なものではなく「大きく分けて考えると」という、
概略を知るということが必要なのです

3.「学び方」の手順

何から学べば良いのか?の順番としては、
1.先に挙げた「学ぶべきことのインデックス」を手に入れること
2.そして次に大切なのは「どれを学ぶか?」を選ぶこと
3.さらに「どのように学んだらよいのか?」を知る事

これらを考察してみると、最初の『問いかけ』
この世界には、どんな学びがあるのか?です

なので問いとしては

どのようにすれば、この世界にある出来事の「目次」を手に入れられるか?

を考えることから始めるということになります

明日は、続きを考察していきす

連続投稿106日目
今日も素敵な一日を!!

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