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100smile看護師の○○

赤ちゃんの事故について -転落編-


こんにちは100smileの看護師です。

今回は赤ちゃんに起きやすい転落事故についてです。

「転落」は「窒息」とともに赤ちゃんに多く見られる事故です。

赤ちゃんは全身に対して、頭が大きく重いため、転落すると頭を強く打ちやすい特徴があります。たとえ、生命が助かっても、後遺症を残してしまう可能性もあります。


消費者庁の事故情報によると、下記のような赤ちゃんの転落事故が報告されています。

・大人用ベッドやソファからの転落

・ベビーベッドやおむつ替えの台から転落

・スリングや抱っこひも使用時の転落

・ベビーカーからの転落


対処法として、赤ちゃんを大人用ベッドやソファではなく、できるだけベビーベッドに寝かせるだけで転落事故は大きく防ぐことができます。また、ベビーベッドを使用する際は、ベッド柵をあげて使用しましょう。さらに、高さがある台の上でおむつ交換をするときには、事前に準備し、片付けやごみ捨ては、こどもを台の上からおろした後にしましょう。

近年、スリングや抱っこひも、ベビーカーなど、子育てグッズ使用中の事故報告が目立ちます。

必ず、バックル類の留め具や、ベルトのゆるみ、こどもの位置など確認し、正しく使用しましょう。

特に、抱っこ紐使用時に、物を拾うなど、前にかがむときには、必ずこどもの頭を手で支えましょう。ベビーカー使用時には、重い荷物をぶら下げていると、バランスを崩して後頭部を強打することもあります。ベビーカー使用時は荷物をコンパクトにすることも、事故予防になります。


こどもは成長にともない、動きが盛んになり、行動範囲も興味関心も広がります。

こどもの起こりやすい事故は月齢によって変化していきます。

ママだけが安全対策するのではなく、こどもの危険や安全への認識をパートナーや祖父母も共通認識を持てるようにしましょう。

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