自宅待機を、愛おしい時間に。|オミクロン・コンボがやってきた!
オミクロン株の感染力が強いため、感染者だけでなく濃厚接触者やその家族まで自宅待機となり、仕事や学校、予定していたことがすべて停止してしまう家庭も多いのではないでしょうか。
こんなピンチの時こそ、冷静に優しさを忘れず、そして自宅待機すら愛おしい時間にする工夫をしてみませんか?
■オミクロン・コンボ、耐えられるか!?
1月半ば。我が家の長女の学童で感染者が出たことで、急遽学童が10日間閉鎖。濃厚接触者でなくても対象日に学童に通っていた児童全員が急遽自宅待機となり、小学校にも登校禁止となりました。数日後、濃厚接触者ではないという連絡が来たのでやっと子どもが登校できるようになったと思ったら、その日の朝に長男の幼稚園が急遽休園となり10時にお迎え要請が…。
更に佰食屋のスタッフのお子様が自宅待機になり、スタッフも休んでもらう等、時間差攻撃でオミクロン・コンボをくらっています…!
我が家もスタッフも、誰かが感染したわけでも濃厚接触者だったわけでも無いのに、1週間まるまる家に元気な子どもが自宅待機している状態に。オミクロン・コンボでフルボッコですね…!
こうやって、家族や仕事で関わる人数が多いほど、オミクロン・コンボで様々な予定を滅多打ちにさせられているのではないでしょうか。
■イライラするのは凄くよくわかる。でも!
自分や家族が本当に感染した、もしくは濃厚接触者として認定されたのであれば、休まなければいけないのも納得できます。
しかし、今回多くのご家庭で「感染したかも濃厚接触者なのかもわからないけど、とりあえず自宅待機」と言われ、元気な子どもたちが家にいる、しかもいつまでいるか分からないという状況が続きました。
小学校のHPはアクセスが集中してサーバーがダウンし、簡易ページでしか表示されないという緊急対応となったところもあったようで、学童や小学校の先生方に厳しい声が届いたそうです。
もちろんイライラしてしまう気持ちや、様々なところに問い合わせてみたくなる気持ちもとてもよく分かります。ぶつけようのない気持ち、仕事を休まないといけなくなる罪悪感、いつから学校に行けるようになるかだけでも知りたいという気持ち…分かります。
しかし、先生たちがお叱りを受けていると知って、私はとっても心が痛くなりました。
毎日全国で数万人が感染しており、誰がどこで感染するかもわからない状況です。学校としては、感染者が出た際に必要な対応をとっているだけで、学校が悪いわけでも無い。
保健所だって、パンク寸前というほど忙しい中で、皆様本当に決められたルール通り一生懸命働かれている。
誰も悪くないんですよね。
この未曾有の危機の中で、誰かを責めたりイライラしたりするのは、あまりに理不尽です。
こんな時は深呼吸。
冷静に、立ち止まってみましょう。
■信じて待つ。
こういった問い合わせをしたくなる気持ちは本当によく分かります。でも、学校も保健所も今はそれが分からない状態だからこそ「自宅待機」。学校も保健所も、様々なケースにどう対応するのかを調べ、考える時間が必要です。
その間にも矢継ぎ早に問い合わせがあり、ずっと電話対応をしなければいけない状態だと、確認作業そのものが遅延します。スタッフ1人がずっと電話対応に手を取られると、その分遅れてしまい、先生たちや保健所の方たちも疲弊していきますよね…。
問い合わせをしなければ自分だけ不利益という状態には決してなりません。そして問い合わせをしても、現状がすぐ変わる訳でもないんです。
だからこそ、信じて待つ、という大きな気持ちでみんな構えてみたいところです。
■大災害の時、私たちはどうしていたのか。
27年前の阪神淡路大震災。
11年前の東日本大震災。
日本は災害大国であり、これまでに本当に多くの災害を経験してきました。こういった災害があったとき、私たちは、
みんなで助け合い
支えあい
優しい言葉をかけ
労り
励ましてきました。
今回の感染拡大は、まるで災害です。だからこそ。こんな時だからこそ。私たちには、優しさが必要です。
きっと、難しいことではないと思うんです。
■全国の社長さんたちへ
こんな状況だからこそ、従業員が突然何日も休んでしまうことが多々あります。従業員のみんなだって、本当に罪悪感を抱えながら休んでいるはずです。だからこそ、最初の優しい言葉はぜひ、社長さんがかけてあげてほしいんです。
この一言があるだけで、多くの方は苛立ちがなくなり、落ち着いて学校や保健所から連絡が来るのを待つことができます。
現在はまだ雇用調整助成金による休業手当も手厚い支援があります。補助金や協力金、助成金等様々な支援はそのためにありますので、ぜひうまく活用しながら従業員のみんなが安心できるような声掛けをしてあげてください。
2年経ってもまだ尚私たちを苦しめる感染拡大ですが、みんなで優しさを分け合って、ともに乗り越えていきたいものです。
■自宅待機は、愛おしい時間にできる。
そんな気持ちも分かるものの、すぐに世界が変化することもありません。自分を守るのは、自分です。ぜひ、考え方を変えてみましょう!
元気な子どもと
元気な大人が自宅待機。
よくよく考えてみると、これってめっちゃ良いチャンスじゃないですか?
普段忙しくて子どもと向き合う時間が少なく、全力で一緒に遊ぶ時間も限られてきた。新しいことを一緒に覚えようとしても、付き添う時間が少なかった、そんなご家庭も、今がチャンスです!
これからの日常を更にハッピーにするためのチャレンジ、始めてみてはいかがでしょうか。
遊んで1日をやり過ごすのは本当に勿体ない!ぜひこの機会に、日常をHAPPYにする新しいことを子どもとチャレンジしてみて欲しいんです。
ちなみに我が家では、自宅待機の期間で小学校1年生の長女が「爪切りで自分の爪を切れる」ようになりましたよ…!地味だけど、7年半もずっと毎週切り続けていた私の時間が戻ってきます…ちょっと嬉しい。
自宅待機は、工夫で愛おしい時間に。
誰もが心穏やかに過ごせますように。
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自宅待機を、愛おしい時間に。
|オミクロン・コンボがやってきた!|
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株式会社minitts
代表取締役 中村朱美
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Thanks!!
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