父親376日目:真夜中のドロップキック
昨晩は私が夜に息子君のケアをする当番の日。
日中に発熱していたこともあり、しっかり寝られるかちょっと気にかかりながら、床につく・・・。
深夜0時半。
ギャーーーという大きな泣き声。
悪い夢でも見たのか、息子君がギャン泣きしている。
すぐに抱っこして、落ち着かせようと思ったのだけれど、それも逆効果だったみたいで、私に抱きかかえられた息子君はますます泣き声を大きくする。
少し前から、夜に私が抱っこをすると、腕の中かから脱走しようとバタつくことがあった。
昨晩はその5倍くらい激しい感じ。
抱っこしている状態で、私の胸に両足を突っ張って腕の中から飛び出そうとする。まるでドロップキックでもぶちかまそうとするような勢いである。
もし私が少しでも腕を緩めたら、そのまま床に転がり落ちてしまうので、締めすぎないようにでも落ちないように絶妙な力加減で息子君を抱きしめる。
かれこれ15~30分くらい、腕の中で格闘していたのがよほど気になったのか、別室で寝ていたはずの妻が起き上がってきた。
「だいじょうぶ?」と。
いや、全然ダメ。
ということで妻に抱っこを代わってもらい、おっぱいを飲んだらすぐに落ち着く息子君。
妻がすごいのか、おっぱいがすごいのか。
いずれにしても、私の腕の中はおさまりが悪いらしい。
日中はご機嫌に抱っこされてくれるのに。
はてさて、どうしたらいいものか。
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