第5回 100分de読書会 開催レポート

こんにちは、運営の柚淡です。
この記事は第5回読書会 お菓子回の開催レポートです。
今回は4名の方に参加して頂きました。以下では
 ・名前(HN)
 ・書籍名/作者
 ・登場するおやつ
 ・あらすじ、内容、感想など
の順に書き表しています。


〇参加者様の紹介本

1.桔梗坂書店さん
上流階級 喜久丸百貨店外商部/高殿円

登場するおやつ:シュークリーム
主人公は元々洋菓子を扱ってした高城アスカ。洋菓子店が売れてヘットハンティングされて百貨店の外商になった。お菓子が主題ではなく、あくまで外商がメイン。上流階級の中にポツンと1人、上流ではない主人公という構図。彼女の成長物語。

他の紹介本(作品名・作者)
「本屋」は死なない/石橋毅史

2.ぬるさん
あまからカルテット/柚希麻子

登場するおやつ:甘食
中学からの仲良し4人組のアラサーが主人公。4人が各話1人ずつ主人公となる連作短編集。

その中でも今回紹介するのは「甘食」
料理ブログを趣味で書いている由香子に、出版社勤めの薫子が「料理ブログを出版しよう!」と持ち込むところから始まる。しかし、この時ゆきこはネットで自分のブログへの悪口を発見してふさぎこんでしまう。そこに仲良し組がわちゃわちゃと参戦し、料理本の表紙するという思い出の甘食を探しに行く。

3.栞さん
夜のピクニック/恩田陸

登場するおやつ:落雁
第2回本屋大賞受賞作品。
主人公は高校生。高校最後の行事である、80㎞を二日間ただただ歩くだけという歩行祭を舞台にした話。高校三年最後のイベントの歩行祭で色々な人と様々な話をする。
親友の和菓子屋の子が配ってくれた和菓子が印象的。

4.Koさん
スロウハイツの神様/辻村深月

登場するおやつ:チョコレートのホールケーキ
上下本。スロウハイツの住人達が主題。漫画家や芸術家など作品作りに関わる人が多い。そのハイツに新たな住人が入居してくることによって話が始まる。上巻は、各住人1人1人に着目した話。下巻は新たな住人が加わったところからの話。
出てくるお菓子は1コ1万円以上するチョコレートのホールケーキ。話のなかで割と重要なポジションを担っている。


〇運営側の紹介本

5.ゆうきさん
チョコレート・コンフュージョン/星美なつめ

登場するおやつ:チョコレート
主人公はOL。何やっても失敗する上にヒールが折れるという泣きっ面に恥という状況で職場で「殺し屋」と呼ばれている男性に助けられる。そしてバレンタインデーにお礼として義理チョコを渡したところ、男性は本命チョコだと勘違い!
そしてホワイトデーのお返しにデートに誘うが、女性からすると何が気に障ってしまったのか……と警戒心Max。そんな二人が織りなすすれ違いラブストーリー。

6.柚淡
奈良まちはじまり朝ごはん2/いぬじゅん

登場するおやつ:くるみ入りおはぎ
近鉄奈良駅のはずれにある小さな朝ごはん屋さん『和音食堂』が舞台。
その食堂で働く主人公の詩織と店主の雄也が、人生の岐路に立つお客さんを「はじまりの朝ごはん」で応援して悩みを解決していくお話。
全4話のうち、くるみ入りおはぎは最初の話に登場!
2巻からでも読めるが1巻から読むのがオススメ。

以上、運営陣含め6冊の紹介でした。

最後に、第5回の活動tweetを掲載して終わります。



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