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恐竜ごっこを5日連続やって気づいたこと【息子への寄り添い方】

先週は5日連続で小学1年生の息子(+4歳娘)といっしょに、恐竜ごっこをやりました。

恐竜ごっこ4日目の「カンフー・パンダ事件」を通して、気づき(反省)がありました。そこを中心にお伝えします。


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僕は家庭連合(旧統一教会)の会員です。
小1の息子、年中の娘がいます。
家庭連合の理念を踏まえて、
夫婦関係では「性差を最大限尊重し、妻を特別視する」
子育てでは「子どもの神的価値を尊重する」
を軸にして生活してます。
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子どもの願いに、具体的に寄り添う


5日間の恐竜ごっこをざっくり紹介すると、

  • 1,2,3日目は息子が泣いて終わった

  • 4日目は恐竜遊び(恐竜のおもちゃで一緒に遊ぶ)からはじまり、途中で泣いた

  • 5日目は恐竜ごっこにたぶん満足してた


1,2,3日目に息子が泣いて終わっていたのは、息子が願うような恐竜ごっこじゃなかったから。

4日目に気づきがありました。5日目はだいぶ反省して取り組みました。


恐竜にくわしい息子


僕が演じる具体的な恐竜は、息子によって提示されます。

5日間に息子が僕に提示してきた恐竜を紹介すると、

アロサウルス
メガロサウルス
スピノサウルス
オルニトレステス
プラテオサウルス
マメンチサウルス
ディプロドクス
スーパーサウルス
カムラサウルス
ブラキオサウルス
アルゼンチノサウルス
ステゴサウルス
イグアノドン
パキケファロサウルス
アンキロサウルス
トリケラトプス
プロトケラトプス
ベロキラプトル

以上は僕の記憶をたどり、息子の図鑑で調べました。恐竜なのかさえ、よくわからない名前もありますよね。。

息子はこの恐竜たちの名前と特徴をほぼ覚えています。


この一年間くらい、図鑑を好んでみてます


これだけの知識を持っているので、適当な恐竜ごっこではダメなんです。

2日目に、息子に言われたことが印象的でした。

  • 「草食の恐竜はだいたい4本足で歩くから、2本足でウロウロしない」

  • 「草食の大型恐竜にはしっぽ攻撃をするのもいるけど、しないのもいる」


3日目に、息子は僕にプラテオサウルス役を提示してきました。
プラテオサウルスは草食ですが、2本足の恐竜です。

僕が草食恐竜なのに2本足でウロウロするのを見かねて、2足歩行の草食恐竜を僕に振ってきた・・

・・小学一年生なりの配慮だったのかな?(真相は不明)


しかし結局3日目も、息子が泣いて終わってしまいました。


カンフー・パンダ事件


3日間の恐竜ごっこが思うようにいかなかったからか、4日目は恐竜のおもちゃで一緒に遊ぶことになりました。

わが家では、「息子の恐竜」と「娘のシルバニアファミリー」が共存しています。

3人で恐竜・シルバニア遊びをやっていましたが、またしても息子が怒って、泣きだしました。

理由は、僕がシルバニアファミリーにいたパンダを「カンフー・パンダ」にみたてて、恐竜たちを倒しまくってしまったからです。


手前のパンダがやらかしました

息子は「カンフー・パンダじゃない!」と怒って、泣き出しました。


この件を通して、僕はやっと悟りました。

  • ①息子がイメージする恐竜遊びがある

  • ②僕は息子のイメージ(願い)に配慮せずに、恐竜遊びをやっていた

そのあと、罪滅ぼしに少しだけ恐竜ごっこをやってその日は終わりました。


まず、息子の知性に寄り添った


5日目は、これまでの反省を生かしました。

5日目の役柄は僕も息子も草食恐竜。しかし、息子の草食恐竜のほうが大きい。

なので、「戦うと大きい方(息子)が勝つ」という構図です。

(草食恐竜どおしは戦わないように思いますが、そこはあまり突っ込まずに)


さらに、役柄がポンポン変わり、僕が聞いたことのない名前の恐竜が登場するときは、図鑑でどんな恐竜なのかを一緒に確認しました。

たとえば、

  • 首がとても長い恐竜(マメンチサウルス)のときは首が長いことを理由に、僕は息子を攻撃

  • 前足が長い恐竜(ブラキオサウルス)のときは前足が長いことを理由に、僕は息子を攻撃

こういう恐竜の特徴を生かした攻撃を、息子はとても受けいれていました。

攻撃は最終的に、だいたい「こちょこちょ攻撃」にもっていくと、息子はとても喜びます。(娘は過度なこちょこちょを嫌がりますが)


まとめ


小学1年生の息子と5日間連続で恐竜ごっこをやって感じたこと(反省点)を紹介しました。

一言でいえば、「息子が恐竜ごっこに何を期待するのかを理解して、それに応えてあげる」ことです。

これは子どもとの遊び全般で、言えることなんだろうなと思います。

(その後、恐竜ごっこは7日連続でやっていますが、6,7日目は息子が泣くことなく楽しんでやれています)


家庭連合の理念に基づく子育てでは「子どもの神的価値を尊重する」ことを軸にすると僕は理解しています。

発達心理学的にいえば、「子どもの発達段階を理解して、その時々の子どもの発達に寄り添う」ことです。

別の言い方をすると「子どもの知情意に寄り添う」ことかなと、今回の件を通して思いました。


今回の「恐竜ごっこ」でいえば、

息子の「知」に寄り添う
 =恐竜の特徴を生かして遊びたい

息子の「情」に寄り添う
 =恐竜ごっこで一緒に楽しみたい

息子の「意」に寄り添う
 =四足歩行の草食恐竜(パパ)の背中に飛び乗ったり、じゃれ合いたい


息子自身は、自分が知的、情的、意的に何を望んでいるのかを自分で表現できないので、一緒にやりながら、親が悟っていく必要があるかと思います。

また、人間の気持ちや思いは「生もの」です。目の前の息子の気持ちをおろそかにして経験則に頼りすぎると、失敗することもありますね。

これは、夫婦関係でも同じ(というか、夫婦関係で悟ったこと)です。

子どもが心から喜べる遊びを一緒にできると、親もとても嬉しいです。いつも思いますが、子育ての喜びは社会では経験できないとても貴重な体験ですね。


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