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シングルマザーのストーリー✨『辛さを乗り越える勇気』

52歳で大病(多量のステロイド投与)をしてから、その後は自分の人生について深く考えさせられました。



最近では知人から、訃報などを耳にすると、



『人生とは儚いものなのかも…』



と思うようになりました。。



きっと、ある程度の年月を生きてきたら、誰もが思うことかもしれません。



私はシングルマザーになって、その後はがむしゃらに働いていました。


子供達と3人で生きるのに精一杯だったので、振り返ることも…
立ち止まることも…している暇もありませんでした。


周りの人からは、
『そんなに仕事ばかりしていたら、身体が持たないわよ。身体をもっと大切にしなくちゃ』
と言われてました。


私だって百も承知でそんなことわかっているわ。
(私だって休みたい。だけど…
私が休んだら誰が私達の生活のめんどうをみてくれるの?
…働くしかない。。
どんなことがあっても。。)


心のなかでそう思い生きるために身を粉にして働きました。


40代の頃は体力も気力もそれなりにあるので、なんとか乗り越えられました。しかし私の場合は50歳前後から更年期症状が酷くなり体調が年々悪くなりとうとう血液の病気でダウンしました。それからパルス療法という大量のステロイド投与をしました。




最近は年齢を考えると自分の人生を逆算して、あとどれくらい生きれるのかを真剣に考えるようになりました。
それだけ無理は出来ない身体になってきたのです。

その後50代後半には、
【自分を少し甘やかしてもいい】
と思えるようになりました。


最近はあえて仕事の休みも増やし、友人と出掛けたり、昔の友人と何十年振りに再会したり、旅行したり自分の楽しみを増やしています。


サロンを運営していく上でのモットーは、自分達を必要以上に良く見せようとするのではなくて等身大で良くて、地に足をつけて誠実に仕事をこなし、信頼関係を築くことです。


お陰さまで10月で開業20年になります。

有り難いことにスタッフ達もみな成長しサロンを支えてくれています。




《毎日を楽しく生きること》



苦しく辛い時期を乗り越え、大病も経験しましたが、今が心から楽しいと思えるのは気がついたら、私がもっとも手に入れたかった

『自立』

ができていたからです。



それまで専業主婦で生きてきた女性が手に職もなく自分の脚で立つことは本当に大変なことですが、先ずは最初の一歩を踏み出すことです。


《思ったら即行動に移す》



誰にでもきっとできます。
なぜって、何もできなかった私でも
なんとか乗り越えてきたのですから。

それは、耐えられない痛みや辛く苦しく涙することもたくさんあります。しかしたとえそうだとしても、
この世はどの道を進んでも大なり小なりこのようなことは誰の人生にもあります。


『勇気』と『忍耐』と『根性』←古臭い言葉ですが、
夢を諦めず貫くことで道は必ず拓かれていきます。


今現在シングルマザーで辛い思いをしている人達に、決して自分の人生を諦めないで欲しいと心の底から思っています。



ドラクロア:民衆を率いる自由の女神(ルーブル美術館)

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