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シングルマザーのストーリー✨『心を育てる大切さ』



私達は変わらず平和な社会の中で暮らしています。
朝起きてからルーティンワークをこなし毎日が当たり前のように過ぎていきます。
テレビやネットからは様々な情報が流れ、見渡せば世界は確実に情勢が緊迫し地球環境も悪化の一方を辿っているのが現実です。

そのような中にあっても私達は外の世界で起きていることにはいっさい関心を示さずに生きていくこともできます。


ところが、それがもし、ほんの一瞬でも自分の身に降りかかってきたらどうでしょうか?

今まで他人事には様々な正論を述べていた人たちでさえ、それが自分の身に起こった途端に目の色を変え自己保身に走ります。身の危険や困難や災難に見舞われた時に自己愛のみが大きくなると、それ以上に困っている人が目の前にいたとしてもその人の心の痛みを感じることができなくなります。

このような冷淡で残酷な心を多かれ少なかれ私達人間は心の中に持っていることをまずは捉えておく必要があります。

そしてそれを知った上で、身近な周りの人達のことを思う気持ちを育てるにはどのように生きたら良いのでしょうか?

目の前にいる相手に対しては誠実で思いやりを持った人間でありたい。苦しみを感じている友達がいたなら寄り添って少しでもその痛みが軽減するように心を通わせたい。必要なら手を貸して救いたいと思う心です。
相手の気持ちになって考えたら自分だったらどう感じるかの想像力を持ち得る人間に近づけるように心を育てることが大切です。



恐怖に怯える時には愛を。
不安に押し潰されそうな時には勇気を。
心配に駆られる時には行動を。


いつ何が起きてもおかしくない時代に生きているからこそ、今まで以上に周りにいる人を大切に思い自分ができることを淡々とこなしていく日々です。


よくよく考えてみてください。
私達が今こうやって生きていられるのは、私達のご先祖様が生きていたその時代にも困難や災難があったのにも関わらず、それを乗り越えて子孫に繋いでくれたお陰です。


絶望の中でさえも決っして諦めずに希望を見出してくれたからこそどんな困難も乗り越え、そして命が繋がっています。それならこれから先にどのようなことが私達の身の上に起きようとも、ご先祖様がそうして命を繋いできたように私達も子孫に繋がるような善き生き方を選択できます。


たったひとりの力では無理と諦めるよりもほんの僅かでも可能性を信じて、より良き善いと思える生き方を大人がお手本を示せばいいのです。




大人が幾つになっても心を育て学ぶことを忘れてはいけないのは、子供や孫達に道徳や倫理を伝えていくべき役目があるからです。知識は知らないより知っているほうが生きていく上ではとても役に立ちます。
そして善悪の分別をわかる人間になります。
ソクラテスは無知は罪であるという言葉を残しています。知るのと知らないのとでは天と地よりも大きな差があり『罪深い人はただただ善いことを知らないだけなのかもしれない』と名言を残しています。



私達は自分のためだけに心を育てるのではなく、これからこの世界を担っていく子供や孫達のためにも必要です。


私事ではございますが、美しい心に近づきたいと思えば思うほど、美しくない心がより浮かび上がり毎日が反省の連続です。それでも周りの皆さんに支えてもらいながら、自分の嫌な部分も認めつつ今日よりも明日、少しでも良い人間になれるように日々精進しています。

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