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レシピ集

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レシピのノートです。
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2019年12月の記事一覧

ポテト・パンケーキ(Latkes)

12月になると、アメリカはどこもかしこもクリスマスのデコレーションでキラキラ。 でも12月の末にお祝いするのはクリスマスだけじゃないですよね。 ユダヤ教の信者たちにとっては、ハヌカ(Chanukah)のお祭りの時期です。 ハヌカのお祝い、知らない方もおられるかも。興味ある方は、こちらの日本イスラエル親善協会のページへ。 ニューヨークシティにはユダヤ系の移民が多く集まり、現在では、ニューヨーク市は世界最大のユダヤ系住民を抱える都市とか。 なので、この時期のニューヨーク

ジャム入りポーランド風バタークッキー

うちの夫は、なかなか料理が上手です。 私たち夫婦は長いこと共働きで、フルタイムで働いている頃、わたしは自宅で料理をほとんどしませんでした。 食べることは大好きだったけど、作るのが大の苦手だった。 なので、うちでは、夫が気が向いて何かを作ってるときは、わたしも有難くお裾分けしていただき、夫が作らないときは、もっぱらテイクアウトか外食、という食生活を長年続けていたんです。 フルタイムの仕事をやめた現在では、わたしも時間だけはたっぷりあって、「作ってみよっかなー♪」という気

ブルーベリーのクラフティ(Clafoutis)

スーパーでブルーベリーが安売りされてたので、ヨーグルトに入れて食べようと思って買ってきました。 でも季節外れのせいか、ちょっと甘味が足りないのよね・・・ なので、前から気になってた『クラフティ』を作ってみよう!と思い立ちました。 Clafoutisと書きます。ウィキペディアによりますと、フランスのリムーザン(Limousin)地方発祥のデザートで、もともとはブラックチェリーを使うんだそうです。 でも、ブラックチェリーじゃなくても、果物ならなんでもよさげなので、ブルーベ

こねないパン(artisan bread風)

アーティザン・ブレッド。 英語で artisan と書きます。もともとフランス語です。意味は、英辞郎先生によりますと、 つまり、artisan bread とは、「熟練したパン職人さんが手作りしたパン」という意味です。 今回は、「職人ワザを何ひとつ持ち得ていないド素人が作っても、まるで職人が作ったみたいな見た目になる、美味しいパン」を手作りします。 材料と器具* 漂白されていない小麦粉(あるいはパン用の強力粉)3カップ * 塩 小さじ1& 1/4 * ドライ・イー

シンプルなパエヤ(Paella)

ということになり、パエヤを作りました。 パエヤといえば、スペインの代表的なお料理。新鮮な魚介類やソーセージ、鶏肉などを、お米と一緒に炊き込む、スペインの炊き込みご飯。 本格的に作るなら、サフランが必要ですが、高いスパイスだから、常備してない。ソーセージもチョリソ(Chorizo)を使うべきでしょうが、冷蔵庫にない。ムール貝も、ない。パエヤにはボンバ・ライス(Bomba Rice)という専門のお米を使うけど、ない。イアナ・ガーテンは、仕上げにペルノリカール(Pernod R