見出し画像

ロマンというか浪漫飛行

 感情的、理想的に物事をとらえること。夢や冒険などへの強いあこがれをもつこと。「ロマンを追う」「ロマンを駆り立てられる」
なるほどロマンとは強い憧れなのか。
ふむふむ。

夢を追いかけて、広い世界に飛び出してみたいという憧れは幼少期からあるものの未だにロマンをやれていない北村です。
そこは島国根性の悪い部分が出ちゃってますね、英語を話せるようになれば世界中の人達と友達になれる!と中学一年で「Hi,Emily」と口にした時から思ってるのに未だに出川イングリッシュかルー語がいいとこ。
とにかく英語にいい思い出がないんですよね。
中学の時に出席番号6番で、6日の授業だと自分が黒板に日付け、曜日、天気を書いて何か一言みたいな事があったのですが、あろうことかsixをsexと堂々と書いて大恥をかいたことがそもそもはじまりな気がします。
百獣の王とかならまだしも、英語の授業のたびにsexの北村と不名誉な称号を頂いたのでますます英語を嫌いになりました。

そんな自分もロマンっぽいことを一度したことがあります。
20歳のころに東京で働きたいと思い、仕事をやめて東京に飛び立ちます。詳しい内容は長くなるので割愛しますがとにかく初めての浪漫飛行をします。
仕事も知り合いも何もない状態だったのでそのまま箱根温泉の旅館にてしばらく住み込みで働いていました。

ここ↑
その後、夢叶い東京で働くことになりここで二つ目の英語と疎遠になる事件が起きます。
会社の海外チームが日本にきていたときそれは起こります。
夜に皆んなでご飯を食べている時に積極的コミュニケーションを試みていました。
英語が話せないなりに頑張ったほうが相手との心の距離が縮まるかなと思っていましたが、ある一言でそれは打ち砕かれます。
「I play dolphin」
イルカと遊んだことがあるよと伝えたかっただけなのに、、。
みるみる表情が険しくなるアメリカ人。
「oh my got」
なんでかオーマイゴッドなのかわからず続け様に「great!!!」と言ったら
腹の底から深く、長い時間をかけて
「fuuuuuuuuuuuuuuuuuuck」
と言われました。


どうやら僕が言ったのはイルカとsexして最高だったよ!という意味だったらしくその後の空気は最悪。
心の距離を縮めるどころか、隣にいるのに日本とアメリカくらいの距離感を感じました。
忘れかけていたsexの北村が時を超えてsex no kitamuraとワールドワイドになっただけ、、。
英語を諦めた瞬間です。

そこから時を超えていま、自分史上一番ロマンをしてます。
どこかに冒険に出るのがロマンだと思っていましたが、夢を追いながら人生という旅を家族、友人と一緒にしています。
トランク一つだけで浪漫飛行へin the sky
しています。

自分でもなに言ってるのかわからないですが、とりあえず着地した感じなのでよしとしましょう。

時を超えることが度々ある自分ですが、steinのスウェットも毎シーズンひとつは買っています。
時を超えて来世でも着ると思います。
なんかいいなと感覚的にすきです。
説明出来ないすきなので、ほんとに好きなんだと思います。

ではまた次回

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?