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【eco最先端】ファミマ、レジ横コーヒーのカップを刷新

 コンビニエンスストア大手のファミリーマートは、レジ横で淹れるコーヒーのカップを環境配慮型へ刷新する。これまでプラスチックだったアイスコーヒーのカップ素材を紙へ変更するほか、アイスコーヒーでもストローがなくても飲める蓋「ストローレスリッド」を順次導入する。今回のリニューアルは同社が2020年2月に策定した環境面での中長期目標「ファミマecoビジョン2050」の達成に向けた取り組みの一環で、年間6トン以上のプラスチック削減につながると試算している。

新デザインのコーヒーカップ

 このほか、2022年2月末には新デザインのコーヒーカップを導入するのに合わせ、環境に配慮した「ライスインキ」を採用した。ライスインキは米の副産物である米ぬか油の非食用部分を原料としており、従来の石油を原料としたインキに比べ、CO2(二酸化炭素)排出量の削減など環境負荷の低減が期待できるという。

 「ファミマecoビジョン2050」は持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標で、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。同社は引き続き、サステナビリティ活動を一層進化させることで、社会とともに持続的な成長を実現していきたいとしている。


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