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【挑む!】コクヨ、オフィス内に「社長のおごり自販機」を導入

 オフィス用品大手のコクヨは、社員が2人そろうとそれぞれが無料で飲み物をもらえる「社長のおごり自販機」の実証実験を実施した。「社長のおごり自販機」は飲料大手のサントリー食品インターナショナルが開発した法人向けの新サービスで、コクヨは働き方の実験場「THE CAMPUS」で試験導入した。コクヨは同自動販売機で社内コミュニケーションを活性化するのが狙いで、今回の実証実験の結果をもとに、別拠点への展開などを検討する予定だ。

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 「社長のおごり自販機」は、サントリーがリモートワークの普及などで職場内のコミュニケーションが減少していることを受け、いつでも手軽に飲み物が買える自販機を通じて、職場内のコミュニケーションのきっかけを増やそうと開発した自販機。コクヨが同自販機を設置した「THE CAMPUS」は、多様な価値が混ざり合い、新しい化学反応を生み出し続ける“実験・実践の場”となることを目指して2021年2月に開設した。この「THE CAMPUS」のコンセプトをふまえ、他愛のないおしゃべりから、新しいアイデアが誕生することを期待する「社長のおごり自販機」の趣旨に共感。同自販機を「THE CAMPUS」に導入し、実証実験の開始に踏み切った。

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 同自販機の使い方は社員2人がそろい、自販機の対象部分に2枚の社員証を同時にタッチすることでそれぞれ1本ずつ飲み物が無料でもらえる。利用者のアンケート結果によると、回答者の97.8%が「本自販機がコミュニケーションのきっかけになった」と回答したという。また、利用者からは「今日は一人作業の予定だったが、『自販機行かない?』と声をかけてもらい、流れで雑談のきっかけになった」をはじめ、「ワクワクさと達成感があり、とても楽しかった。いろんな人を誘ってやってみたい!」「こんな素敵な自販機が職場にあると思えば、モチベーションが上がります!」「たまたま同期とすれ違い、数年ぶりに近況を話し合うきっかけになった!」などの声があったとしている。


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