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【新型コロナ対策“最前線”】日本医科大学千葉北総病院のコロナ専門病棟、配膳・運搬ロボを導入

 日本医科大学千葉北総病院はこのほどコロナ専門病棟に配膳・運搬ロボットを導入した。同ロボットはコロナ専門病棟で薬や備品などを運搬する役割を担う。ロボットの導入で、こうした業務に従事する医師や看護師の感染リスクや精神的負担の軽減につなげるのが狙い。また、コロナ専門病棟に入出する際、感染防止備品の着用が不要なため、防護服やマスクなどの使用削減につなげたい考えだ。

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日本医科大学千葉北総病院

 今回、導入したロボットは生活用品メーカー大手、アイリスオーヤマ(仙台市青葉区)の配膳・運搬ロボット「Servi(サーヴィ) アイリスエディション」。同ロボットはソフトバンクロボティクス(東京都港区)が開発・製造するロボット「Servi」をベースに、飲食店やホテル・旅館、などで使いやすいようにアイリスオーヤマ独自のオプションを追加した。本体サイズは幅が約462㍉㍍、奥行が約486㍉㍍、高さが約1046㍉㍍で、重量は約35㌔㌘。最大搭載重量は30㌔㌘。4時間の充電で、10~12時間稼働する。走行速度は時速約2kmとしている。アイリスオーヤマによると、導入前の試験ではコストを含めて1か月あたりおよそ8万円のコスト削減効果があるという。


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