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機能性やコストやデザインまで!わが家のこだわり水回り床材の選び方

水回りの床材どうするか問題


ある日、Twitterで「水回りの床材、おすすめありますか?」というツイートが流れてきました。

「同じところで悩みました〜!!」とわが家の経験から得た知見を披露したところ、思いがけずご好評いただき、この記事を書いています。

やっぱりみんな同じところで悩みますよね。

試行錯誤の末にたどり着いたわが家の指針と結論、惜しみなく書きますので、長文を気にしない方はこのまま読み進めてください。

「手っ取り早く教えて!」という方は、最後の『「何もかもめんどくさい!」という方に贈る、究極の選び方』だけ読めばだいたい大丈夫です。たぶん。

ではどうぞ〜。

水回りの床材を選ぶ基準〜わが家の場合〜


そもそもなぜ人は水回りの床材だけ変えようと思うのでしょう。

  • 水が飛ぶから耐水性が必要だと思う。

  • 汚れやすいのでお掃除のしやすさが気になる。

一般的に思い浮かぶ理由はこのあたりでしょうか。

でもこれだけでは数多の床材から選びきれませんよね。

水回りの床材に悩んだわが家が最終的に行き着いた選別基準はこちら。

  • メンテナンス性

  • 安全性

  • コストパフォーマンス

  • デザイン

  • 体感

以下、詳細な条件について書いていきます。読んでいる方の参考になれば幸いです。

メンテナンス性

日頃のお手入れが簡単なものはもちろん、中長期的なメンテナンスの視点も重視しました。

具体的に言えば、ワックス掛けの必要の有無、リフォームのしやすさの2点です。

ちなみにワックスは「推奨ワックスが業務用サイズしかない罠」にご注意ください。(実際あった)(Amazon等で類似品を買う解決案あります)

安全性

ちゃんとした床材は一定以上の安全性が担保されていることは、もちろん前提としての話です。

小さなお子さんや高齢者がいる方、あるいは高齢化対策が気になる方、度合いやポイントは家庭によると思いますが、大事にしたいと思う特殊な要望はありませんか。

わが家が気にしたのは、水に濡れた状態でのすべりにくさです。

お風呂上がりにすべって転ぶ危険性を想定し、サンプルに水を垂らして裸足ですべりにくさを確認しました。

また若干違う種類の安全性の話として、「施工会社がよく使う床材か?」という要素もあります。長期メンテナンスを担う施工会社にとって扱い慣れてない素材は善し悪しが未知数なため、敬遠される可能性ありです。

コストパフォーマンス

最初の導入コストだけではなく、メンテナンス等にかかるコスト、耐久性、リフォーム時のコストも考えることができたら万全かなと。

デザイン

沼ですよね(真顔)

というわけで指針となるよう、減額しつつ素敵にしちゃうインテリアデザインのセオリーを別記事にまとめています。ご興味ある方は12月17日まで少々お待ちください。

【2021年12月17日追記】 まとめました! 水回り床材関連では、狭くなりやすいトイレ空間の具体例をあげながら、広く見せつつコストダウンするテクニックなどを披露しています。床材選びの参考にもなると思います。ぜひご覧ください。

一点だけ、水回りの床材をデザイン面から選ぶときの注意点を。それはズバリ光を反射したときの床材の様子です。

同じような価格帯でも素材感は本当に様々です。好みが大きい部分だと思うので、サンプルでの確認をぜひ。

細かすぎる点かもしれませんが、水回り床材の真上にダウンライトなど設置されていませんか? 少なくともご自身やご家族が気になるか、気にならないかの確認はしても損はないかと。

個人的にはシックなイメージのマット系が好きですが、このあたりの判断は完全に趣味の世界だと思ってます。

体感

色柄選びに注意が行きがちですが、足触りが意外と大事です。

特に無垢フローリングを採用される方、採用したい方は、足裏の感覚をかなり重視されるのでは。

生活していく中で、こだわって選んだメインの床材と無意識に比べてしまう部分です。なるべく違和感の少ない、満足できる素材感を探す価値はあると思います。

わが家、この部分をリフォーム時に失敗しました。

← 挽き板フローリング
木目調クッションフロア →

「見た感じ、そんなに違わないじゃん?」と思った方。そうですね。色の差を気にしなければ大丈夫そうですよね。

でもね。踏み心地がぜんぜん違うんですよ。

見た目が近ければ近いほど、感覚の違いがあからさまに印象に残ります。もっと言えば、お値段の差が皮膚感覚を通してわかってしまうんです……。

場所によって床材を変える場合、いっそ思い切り素材感や見た目を変えることをおすすめします。

その他、わが家ではサンプルを裸足で踏みまくって、夏場にペタペタしそうにないか、冬にヒヤッとしないかを気にしました。(高気密高断熱の一年中温湿度一定の家ならあまり重要ではないかもしれませんが)

あ。サンプルは裸足で確認しまくる、これ超重要です。手触りと足触りの好みって意外と違います。やったことない方、ぜひ試してみてください。

代表的な水回り床材とわが家の評価


水回りに使われる床材、どんな種類があるのかをざっくりあげて、それに対するわが家の評価を連ねていきます。

先に書いておきますが、すごく偏った基準です。★で評価もしましたけど、これもわが家でのイメージ可視化であり、公正さや正確性などちっともありません。「これくらい突飛な私見で決めちゃってもいいのか〜」という参考にしてください。

クッションフロア

一般的によく使われる床材ですよね。

シート状になっていて、メンテナンスやすいと言われています。安価でクッション性あり。デザインも豊富。

そんなクッションフロアに対するわが家のイメージは……

わが家の評価「わたしの断固拒否」
メンテナンス ★★ 
安全性    ★★★
コスパ    ★★★★
デザイン   ★
体感     ★

マジ正直でごめんなさい!!!!!

いや、8年前にリフォームしたとき、洗面化粧台とトイレの床材に採用したのですが、そのマイナス感情が積み重なっておりまして。

汚れが付着しやすく、柔らかい感触が嫌すぎる上、さらに夏場にペタペタするというマイナスがどうしても許せず。

運が悪かっただけかも、あるいは現在いろいろ改善しているかもと思っても、なんかもうトラウマなので「ぜっっっっっったいに採用イヤ!!!!!」という私の個人的な強い拒絶により検討すらされなかったかわいそうな素材です。

フロアタイル

クッションフロアと同じく塩化ビニル樹脂素材ですが、クッションフロアよりは硬質で、1枚ずつ独立しているのが特徴です。

わが家での評価「総合点高い」
メンテナンス ★★★★ 
安全性    ★★★★
コスパ    ★★★★
デザイン   ★★★★
体感     ★★★★ 

めちゃ高得点なので、もう少し詳細に書きます。

メンテナンス
耐久性、耐水性もあり、何より普段のお掃除方法がわかりやすくて最高です。なじみのない素材はなじみのないメンテナンス方法だったり取り扱いに特別な注意点があったりするので結構ポイントです。ワックスの必要性はものによりけり。

また1枚ずつ独立しているため、部分的に張り替えが可能という点が長期的に考えてすごくいいなと。逆に言うとシート状ではないので目地に汚れがたまりやすい可能性はありますが、日常のお掃除でカバーできそうと考えました。

安全性
クッションフロアよりは硬質ではあっても、後述するタイルよりは柔らかな印象なので、何かを落としても割れる確率は若干ですが低そうです。

素材感は多種多様なので、望むレベルのすべりにくさかは要チェック。でもだいたい大丈夫そうな印象。

施工会社も慣れている素材なので、その点でも安心でした。

コストパフォーマンス
クッションフロアよりは高いけれど、そこまで高価ではない感じ。特別な施工費も不要だし、耐久性もそこそこありそうだし、部分補修もできるし、リフォームもスムーズそう。

デザイン
サイズや形状、デザインはとても豊富。感触や質感もさまざまで、「お施主さまのあらゆるニーズにこたえます」状態。わが家が求める、淡いグレーのストーン調のマットな質感のフロアタイルもたくさんありました。選択肢が多すぎるのが最大の悩みかも。

というわけで、わが家では総合的に考えて「もうこれでいいんじゃない?」となりました。

長尺シート

シート状のフロアタイルみたいなものです。商業施設や病院などで使用されているとか。私は工務店さんのYouTube動画で初めてその存在を知りました。

わが家での評価「わが家向きではない」
メンテナンス ★★★★
安全性    ★★★★
コスパ    ★★★
デザイン   ★★
体感     ★★★

サンプルを数枚取り寄せた感想としては、繋ぎ目がほぼなくなるのは気になる人には素晴らしいメリットだと思いました。あと確認したものはめっちゃ滑りにくかったです。さすが公共施設仕様。

デメリットとして考えられる要素としては、わが家のように施工範囲が狭い場合には無駄が多そう=割高の可能性ありかなと。正確な見積りをお願いして比較したわけではないのでこの点は思い込みかもしれませんが、デザインの選択肢がごくごく少ないことが最終的には痛く、候補から外れました。

フローリング(無垢材含む)

「え? 水回りなのに床材変えなくてもいいの!?」って感じですが、スーパー工務店など木にこだわる家づくりをされている会社さんでは「気にすることないですよ!」というスタンスのところも多いです。

広葉樹など木質が硬いものは水回りにも利用できるとか。ウレタン系のワックスなどを選んで耐水性を上げる仕上げにすれば、さらに耐久性も上がりそうです。

居室との一体感も出て、踏み心地も変わらず心地よさそう。メリットも多い選択肢でしたがわが家では……

わが家での評価「家族の断固拒否」
メンテナンス ★★
安全性    ★★★
コスパ    ★★★
デザイン   ★
体感     ★★★

情報量の少ないシンプルな空間を好む家族にとって、木材の持つワイルドな魅力は「無理!!!」とのこと。

フローリングにもいろいろ種類あるとは思うのですが、われらがウェルネストホーム標準仕様ヨーロピアンオークがワイルドな感じなのです。「じゃ、採用はないですね」と特にこだわりのないわたしも深追いしませんでした。

(ちなみにわが家は私の聴覚過敏対策もあり居室は吸音効果の高いウールカーペット採用です)

あと「清掃性や耐久性も大丈夫」という情報について生理的に信じられないという理由も大きかったようです。10年、20年単位で考えたら、これは私もちょっとわかるなと思いました。仕方がないですね。

タイル

壁の水回りにタイルを使う方は多いですが、床材にも使えるタイルもたくさんあります。壁と床に同じタイルを使って、ダイナミックな演出をすることも可能。

水に対する強さ、掃除のしやすさ、耐久性の高さは折り紙付き。素材感も素晴らしく、デザイン性も高いです。

水回り向け床材の中ではおそらくもっとも硬いので、落とした割れ物の命は儚そう。外壁にも使用できるタイプなど、タイルによってはざらざら度がすごく、ストッキングに穴が空きまくるので要注意です。サンプル確認必須。

わが家での評価「高い……」
メンテナンス ★★★
安全性    ★★★
コスパ    ★
デザイン   ★★★★★
体感     ★★★

高いので無理でした!!!!!!!! 〜完〜

コルクタイル(炭化コルク含む)

住宅系YouTubeでも有名なクオホームの本田さんのおすすめで知りました。

コルクなので適度にクッション性があり、天然系素材なので無垢材との相性もよいとのこと。

わが家での評価「未知数すぎる」
メンテナンス ???
安全性    ★★★★
コスト    ★
デザイン   ★★
体感     ★★★★

よい面にはとても惹かれたものの、耐久性などいろいろ未知数すぎるのがネックになりました。あと意外とお値段した気がします(遠い記憶)。色や柄のバリエーションに限界があるのはフローリング材と同じですね。

現場監督さんやインテリアコーディネーターさんの感触もあんまり乗り気ではなさそうだったのでゴリ押ししてまでの採用はありませんでした。

わが家の水回り床材結論


お待たせいたしました! ここまで種類を検討したあとも具体的な品番どれがいいか悩みに悩んだのですが、そのへんの逡巡は割愛し、わが家の水回り床材の決定品と最終候補品を発表いたします!!!

【優勝】 サンゲツ フロアタイル ピエトラグレー IS-866

サンゲツ ピエトラグレー
画像 https://www.sanwacompany.co.jp/shop/series/S1087/

ささやかなストーン柄のランダム性。光を反射させないマットでシックな佇まい。フロアタイルのイメージを覆すサラサラとした独特の感触。それでいて水に濡れたら「絶対に滑らせないマン」に変貌する驚異。難しいこと何も考えなくていいお手入れの簡単さ。

なんかもう、こうして振り返ると「花丸120点!!!」という感じです。

家族の激推しからの優勝でした。おめでとうございます! これからよろしくお願いいたします!!

色としては当初少し濃いグレーのIS-867が候補だったのですが、「部屋全体を同じ色のトーンでまとめた方が狭い部屋は広く見える」というインテリアデザイン知識を得て、仕様決定期限ギリギリで白の壁に合わせてもっとも淡いグレーのIS-866に変更しました。汚れの目立ちやすさはお掃除でがんばります。ベージュっぽさのあるIS-868はサンプル確認が間に合わず。まあ、これも運命でしょう。

残念なお知らせ

わが家の熱い愛を受けて決定となったピエトラグレー、なんと2021年11月11日にメーカー廃番となって販売終了となったそうです。なぜ……。

上記のページで代替おすすめ商品が紹介されていますが……うーん……。

2021年12月11日現在ではネット通販でピエトラグレーの在庫があるところもあるので、「どうしても気になる!」という方はそちらからの入手をトライしてみてもいいかもしれません。けれども正式採用となると必要数確保が命になってくると思うので、そこは施工会社さんとよくご相談ください。

あるいはサンゲツさんのショールームで「廃盤になったピエトラグレーに似たフロアタイルはありますか?」と聞いてみるのもひとつの手かと。

「近くにショールームなんてないよ!(怒)」って方、ご心配なく、私も地方民です。距離以外の理由でも気軽にショールームに行けない仲間の皆さまには、サンゲツさんならオンラインコンサルテーションが非常におすすめです。控えめに言って最高でした(拝んでる)

【追記】ピエトラグレーの代替フロアタイル聞いてみました!

私も気になったので、お世話になったアドバイザーにピエトラグレーの代わりになりそうな現在販売中のフロアタイルを質問したところ、ありがたいことにお答えをいただきました! 本当にありがとうございます!

さっそくおすすめラインナップをどうぞ!

(カラーはグレー・グレージュ・ベージュ中心となっております)

ミスティセルベ IS1013

画像引用 https://www.sangetsu.co.jp/product/detail/IS1013/

ソルトマーブル IS1051

画像引用 https://www.sangetsu.co.jp/product/detail/IS1051/

ソルトマーブル IS1053

画像引用 https://www.sangetsu.co.jp/product/detail/IS1053/

ソルトマーブルIS1051、IS1053はタイルの大きさが「609.6 mm × 609.6 mm」と大きいため、限られた面積で使うと少し圧迫感を感じる可能性があるとのこと。

狭い場所での使用には、最初のミスティセルベIS1013がおすすめだそうです。

ぜひサンプルで確認してみてください〜!

ちなみにサンゲツさんのサンプル請求方法、私は以下の方法をとりました。

  • ショールームオンラインコンサルテーション後にリクエストして郵送してもらう

  • ビジネスユーザー向けサービスに登録してサンプル請求する

簡単なのはビジネスユーザー登録して請求する方だと思います。

あ。ビジネスユーザー向けサービスは法人だけでなく個人でも利用できるのでご安心ください。


【準優勝】 東リ ダイナミックストーン

ピエトラグレーが入手困難となった今! 燦然と輝くのが2020年12月10日に発売された東リさんのダイナミックストーンです!!

何も考えずにこの美しい2分間の動画をご覧ください。

作り手のこだわりを聞くのが好きな方は下記の3分の動画もぜひ。

素晴らしくないですか?!?!?!!?(泣いてる)

フロアタイルの中でもコンポジションビニル床タイルと呼ばれる種類のもので、万が一欠けたり傷がついてもその単層構造ゆえに模様が変わらない、違和感が少ないという特徴を持っています。

動画や専用サイトを見てその美しさに惚れ、サンプルが届いて、その大胆かつ繊細な柄と自然にちなんだ端正な色と光を吸い込むマットな質感に惚れ。

もうノリノリでピエトラグレーと両方採用しようとしてたのですが、小さな家なので全体の統一感を優先しようという話になり、最後の最後、僅差で採用ならず……(泣いてる)

なぜピエトラグレー優先になったかというと、ダイナミックストーンのお手入れ方法、年に一度のワックス推奨という要素がネックになったのです。

「推奨ワックス業務用サイズしかない罠」があったのは実はこのフロアタイルです。

「5ℓ/缶」って。使い切れない未来しか見えない。

東リさん! ぜひ一般家庭でも使いやすいサイズの販売を! よろしくお願いいたします!

カラーバリエーションやメンテナンスなど詳細のご確認はこちらの美しい専用サイトからどうぞ。

サンプル請求は以下のページから。

品番の確認はこちらをご参照ください。

画像 https://www.toli.co.jp/product/search/floor_product/615

え? 「なんか至れり尽くせりすぎて怖い」?

ご安心ください。推しは推せるときに全力で推す。私の通常営業です。

ご縁がありましたら、わが家の代わりにダイナミックストーンをぜひ採用してくださいませ(泣いてる)

「何もかもめんどくさい!」という方に贈る、究極の選び方


ここまで長々と書いてきましたが、「もっと手っ取り早く自分の家にぴったりの水回り床材を見つけたい!」という方に向けて、究極の方法を伝授いたします。

  1. 水回り床材に求める譲れない条件を家族で決める。

  2. メーカーのアドバイザーに「この条件なら何がおすすめですか?」と質問する。

  3. 提案された中から選ぶ。

これが私の考える最短距離です。ひとつずつ解説します。

1.水回り床材に求める譲れない条件を家族で決める

「これだけは譲れない」「ここは外せない」というポイントを家族で話し合っていくつか決めます。新生活の満足度に関わる部分、非参加メンバーに後からあれこれ言われて揉めやすい部分なので、ここは省略しない方がいいです。

ぼんやりと「おすすめありますか?」ではプロの脳内検索の結果が膨大になりすぎて、無難な回答しか引き出せません。

条件と言われてもゼロから考えるのは面倒の極みですよね? よかったら上記にあるわが家の選別基準を参考にしてください(結局この長文noteすべてを読ませる策士の笑顔)

あるいは他に決めている/候補となっているメイン床材や内装壁材などの特徴を伝える、完成イメージ図を見せるだけでも違います。

わが家は自作のシミュレーション画像を参考資料にしました

2.メーカーのアドバイザーに「こんな条件なら何がおすすめですか?」と質問する。

担当の営業さんやインテリアコーディネーターさんに質問するのもアリですが、お目当ての水回り床材を作っているメーカーのお客さま窓口アドバイザーに質問するのがベストだと私は思います。

自社製品の範囲という限界はあるにしろ、求める品の最新かつ詳細な情報に精通した専門家に見立ててもらえるメリットは非常に大きいです。

実はこの方法で、わが家は最終決定品のピエトラグレーと出会いました。

  1. サンゲツさんのオンラインコンサルテーションでクロスについて相談。

  2. 「ご一緒にポテトはいかがですか?」のノリでフロアタイルの話題に。

  3. 「東リさんのダイナミックストーンにほぼ決定なんです」と馬鹿正直に伝える私。

  4. 「わあ!素敵なフロアタイルですね!その感じならわが社ではこちらとこちらがおすすめです!」とひるむことなく笑顔で提案してくれるアドバイザー。

  5. 後日届いたサンプルに「これよいのでは!?」と沸き立つわが家。

この経験を通して、その道のプロはすごいとあらためて感じました。

どれだけカタログを読み込んで、InstagramやPinterestでチェックして、あれこれ考え勉強しても、絶対に到達できない知識量と経験と技術を持った人々がプロなんだなと。

我々、素人の施主が注力すべきなのはプロの力をいかに引き出すかだと痛感いたしました。

3.提案された中から選ぶ。

プロにきちんと頼ることができたなら、手元にある選択肢はきっと「どれを選んでも正解」のはずです。

またプロの提案はベンチマークになるので、「まだ他にいいのあるかも…?」とカタログ探訪しても比較しやすく、たとえ時間切れになっても「保険」があるので気が楽になるかと!

広大な沼であがくことなく、あとは自由に楽しんで決められるのではないでしょうか。たぶん。

理想の水回り床材に出会えますように


とんでもない量(約9000文字)になった私の文章をここまで読んでくださった皆さま、本当にお疲れさまでした! ありがとうございます!!

わが家の四苦八苦を栄養に、皆さまが楽しく大納得できる理想の水回りの床材に巡り会えることを祈っております。

というわけで……

めっちゃがんばって書いたので、ページを閉じる前に画面のどこかに表示されてる「ハートマーク」をポチッと押していってください!!!!!!(素直)

喜んでくれる人が多いとわかるほど、次回作へのモチベーションが高まりますので!

よろしくお願いいたします! ではまた〜!(ついでにサポートしてくれたらうれしいなの顔)

がんばって書いたのでよければコーヒー代おごってください(*´ω`*)