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【Webライター】第6回:得意なジャンルの案件がない時の対処方法
以前、Webライター未経験もしくは経験の浅い駆け出しの頃には、経験や実績を積むことが重要であることを書きました。
しかし「得意なジャンルの案件がない」「知ってはいるけど詳しくない」と尻込みしてしまい、なかなか仕事を獲得できないこともあります。
結論から言うと、残念ながら必ずしも得意なジャンルで記事を書けるとは限りません。
ではどうしたら良いのか?
今回は得意ジャンル以外の記事の書き方について解説をしていきます。
1.得意ジャンルの仕事があるとは限らない
冒頭でもお伝えした通り、自身が書きたいジャンル、得意なジャンルの仕事があるとは限りません。
たまたまタイミングが悪いのか、ニッチな分野過ぎて仕事自体が少ないのか様々な要因がありますが、ここではあまり重要ではありません。
重要なのは、仕事をしなければ報酬が得られないということです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
1.経験が浅い人はとにかく書く
身も蓋もないような話に肩を落とした人もいるかもしれませんが、経験が浅い人はとにかく記事を書くしかありません。
得意なジャンルの仕事が無い場合、指をくわえて仕事が現れるのを待つのは時間が非常に勿体無いです。
まして、得意なジャンルがいつ出てくるのかも分からなければ、今後もずっと出てこないということもあり得ます。
また、出てきたとしても実績が足りず、競合の提案に勝てず、仕事を獲得できない可能性もあるでしょう。そういった事態に陥らないためにも、未経験や経験が浅い頃にはとにかく記事を書くことをおすすめします。
ほかにも、書くことで報酬を得つつライティングスキルを磨けるというメリットもあります。
尻込みしていても一銭にもなりません。失礼な言い方かもしれませんが「ライティングの練習をしながら稼げる」とポジティブに考え、苦手なジャンルでもどんどん書いていきましょう。
2.詳しくないからこその書き方もある
「○○の経験がある人」「○○士の資格保有者」といった書き手が限定されている場合もありますが、それらを除けば方法は無数に存在します。
たとえば「○○の解説記事」という記事作成をする場合を見てみましょう。
一見「解説できる程○○について詳しくなければならない」と感じてしまいますが、「○○」というように解説すべきものが提示されています。
詳しくないからこそ「○○ってどういうものなのだろ?」「何ができるのだろ?」「この場合ってどうなるの?」など、「○○」について分からないからこそ分からない人の気持ちが分かるのです。
その為、初心者向けの解説記事などを書く際に、アウトラインが作りやすく読みやすい記事が作れます。
このように、得意なジャンルがない人でも書き方や視点を変えることで記事作成ができるのです。
3.マニュアルを作る
得意なジャンルの書き方や苦手なジャンルの書き方など、それぞれでマニュアルを作るのも方法の一つです。
マニュアルといっても大それたものではなく「苦手なジャンルの記事はいきなり10書かず、2~3割で書く」「自分が分からなかった箇所をリサーチして肉付けしていく」といったザックリでも良いと思います。
こうしたマニュアルもとい、自分ルールを作っておくと順を追って作業していくだけなので苦手意識も薄れていくのでおすすめです。
4.適性について考えてみる
Webライターを始めた人のなかには「好きなことを書いて報酬を得たい」「興味のないことを調べるのは辛い」「労力をかけたくない」という人もいることでしょう。
残念ながらWebライターの適正が無いかもしれません。というよりも、仕事自体向いていない可能すらあります。
少し厳しい言い方かもしれませんが、労力をかけたくないという姿勢では仕事はできません。
得意なジャンルで勝負ができるほど他の人よりも突き抜けているのか、客観的に見て自身の知識やスキルに報酬を支払う価値があるのかも考える必要があるでしょう。
極端な例えですが、会社員は成果を出さなくても基本給という名のお給料をもらうことができます。しかし、Webライターとしてフリーランスや副業で報酬を得るためには成果物(記事)が全てです。
経験が浅いうちは下積み期間で報酬を得ながらライティングスキルを身に付けさせてもらっている…という気持ちでいきましょう。
■おわりに
なかなか実績を積まなければオイシイ案件を獲得することができません。
しかし、実績を積むにも得意なジャンルの案件がなく、なかなか仕事ができず、収入が安定しないことで心が折れてしまう方が大勢います。
得意なジャンルがない場合にも、書き方や視点を変えることで書ける記事もあります。
特に初心者向けの解説記事などは、詳しくない自分自身に説明するように書くことで、分かりやすい記事ができます。
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