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作品のツイートについて


今回はTwitterに作品写真をあげる歳に、個人的に決めていることについて書いてみようと思います(*´`)

もう5年程サウザンド・トランスルーセントのTwitterアカウントで作ってはツイートするを続けてきました。
色々と作品写真をあげますが、ひとつだけ決めていることがあります。

『添える文章は出来るだけわけのわからないものでツイートすること』です。

だいたい添えている言葉はそれを作る時に聞いていた楽曲の歌詞の一部分とかが多いですが、サビとかわかりやすい部分はあえて極力避けます。
というのも、作品の説明は抽象的な方がいいと個人的には考えているからです。


大好きなアーティストさんが「自分の作った楽曲でも自分の手から離れて、誰かの耳に届けばまたそれは別のものになったりする。それでいいと思う」と仰っていたのを雑誌のインタビューで目にしたことがあります。ほんとにそうだなぁと私自身も思っています。


数年前カラーの違う観覧車を連作で作りまくっていた時、その作品をご購入頂いた事がありました。

観覧車モチーフを作るきっかけになった曲は「なんどもなんどもグルグルまわって抜け出せないかなしさ」みたいな曲で、個人的には大好きだったのですが、ご購入頂いた方は全く別のイメージをお持ちでした。

minneのメッセージに「観覧車の思い出を大事にしたいので、このモチーフが嬉しい」と書いて下さっていたんです。
なんだか私にとってはそれはとても感動する出来事でした。

自分の頭の中にあったのは物悲しい音でしたが、別の方の視界を透すと全く別物のきれいなものになる。
それはそれはなんとも贅沢で幸せな感覚でした。
自分の作ったものの外側にまた別の感性が広がって下さったようでワクワクしました。

サウザンド・トランスルーセントは造語ですが『千の光を透す』という意味もあります。
作品のこちら側と手にした方側で千の意味が透るように、自由にたのしんで頂きたいと思っています。

そんな理由もあり、作品をツイートする時は『意味がわかるようなわからんような文章』でツイートすることを心がけていますw
「このツイート意味わからんなーでもきれいだなーあの時の〇〇みたいだな」とか思って頂ければ嬉しいです(*´`)

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