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異端の意思決定とは?[くま日誌]243号


成果を出すためには「異端の存在になる=平均から逸脱」する必要があります。先日、この言葉を教えて頂いてから、自分の身体に編み込もうと思い、繰り返し使うようにしています。

異端であれ。


少し前の話になりますが、自分の知ってる方で会社を辞めて、一人である事業を始めた方がいらっしゃいます。

以前、事業で失敗し借金を背負ってしまったので、1回会社員に戻り、コツコツ借金を返済しさらに事業を始めるための資金を貯めていきました。

その借金が数千万あったため、返済まで10年以上の年月が必要だったとのことです。会社をしながら次の事業アイデアを温めて、そのアイディアをもとに今年、再度事業を始められました。

今の段階では、その事業の成否がどうなるかっていうのはわからない状況です。


よくこのようなストーリーというのは書籍などで、成功者が振り返る際に「過去の苦労話」として書かれていたりしますよね。

しかし、自分は直接、本人からこの話を聞いたので、書籍の100倍インパクトがありました。しかもまだ結果がわかってない状態なので、「それこそ異端の意思決定」ですよね。


本人に聞いてみました。

「よく思い切って再度始めましたね、正直な話、結構リスク高いんじゃないかと思ったんですけど、そのあたり、どういう風に考えたんですか?」

「そうですよね、ただ自分は事業をただやりたいんですよね。根からのポジティブなのかもしれません。また失敗したらその時考えようと思います。」


異端の意思決定の基準と聞かれたら、こういう意思決定なんじゃないかと思
うんですよね。

もちろん最初から「異端な意思決定ができる」っていうのは難易度が高いというか想像の範疇外にあり想像すらできないという状態かと思います。

しかし、こういった異端の意思決定をしている人から直接話を聞くというのは、自分の基準値を上げてくれたり、自分の想像の範疇外のことを想像させてくれるという点において、大事なことじゃないかと考えています。

■まとめ
・成果を出すためには「異端の存在になる=平均から逸脱」する必要がある。

・異端の意思決定とは、異端であるが故に自身の想像の範疇外にあり意思決定の基準を自分だけで定める事は難しい。

・異端を知るためには、すでに異端の意思決定をしている人の話を直前聞いてみることが大事である。

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