マンション売却記~序章~

こんにちは!城南丸です。
今回は、一次取得した実需マンションを売却した話を書こうと思います。
Twitterに数多く存在する「実需&投資で複数回の売買経験あるぜ!」というようなツワモノでなありませんが、世の中一般の参考になれば嬉しいです。


現状の相場から

昨年12/20の日銀の"事実上の利上げ"から、2023年以降のマンション市況を憂う雰囲気が漂っています。
無尽蔵に投資が入ってくるような都心、あるいは高くても住むことにステータスを感じられる一等地に関してはまだ上昇余地があるのかもしれませんが、僕が日々ウォッチしている城南実需エリアに関しては、正直天井感が漂っています。
天井を突き破るのか、しばらく天井にビタっと張り付くのか、下落に転じるのか、それは神のみぞ知るところですが、現在の相場では多くの一般庶民・一次取得は置いてけぼりです。
でもなぜそんな置いてけぼり価格でマンション販売がされているのかといえば、"ついてこれる人"がいるからに他なりません。
土地の仕入れ値や資材は高騰してますから、2023年もマンション市況は高値追求がなされるのではないでしょうか。
"ついてこれる人"が枯れ果てた先にあるのが、下落相場であればまだよいですが、大手デベは儲からないマンション分譲はしてくれないかもしれません。
まあそんな感じで、主に買い手にとっては「今も辛い、この先も辛そう」という救いようもない状態が今の相場観です。
冒頭"事実上の利上げ"に触れましたが、詳しい皆さんご存知の通り、変動金利に関しては上がっていない(むしろ顧客取り込みの商機として利下げ合戦)ですし、今後すぐの金利上昇も(多分)想定しづらいです。
今回は売却の話ですが、僕も次の住まいを購入している(売却益は投入せず)わけですから、現在の相場の中で一次取得を目指す方は「欲しくて」「買える」住まいが見つかったら今のうちに購入しておいた方がよいかとは思います。
現在の相場の中でも「(よい物件を)買い推奨」であることは明言しておきます。

「売主」からみた相場

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