2022/9/26の過ごし

こんばんは。激しくも儚ない鈍色の朧(おぼろ)、大山です。

今後はちまちまと日記を書いたりして過ごしていきたいと思っています。

今日はドロヘドロという漫画の原画展が東京ドームシティの中で開催されていたので、友人を呼びつけ行ってきました。本当に素晴らしかった。衝撃でしばらく呆然としてしまうほどでした。
物販で我を忘れて複製原画やグッズを爆買いしてしまうなどあった。僕の瞳孔がかっぴらいている様に友人は終始苦笑いをしていた。我ながら「今日こそは」と思ってる時の童貞の如きかっぴらき具合だったと思う。

僕がドロヘドロと出会ったのは高校1年生の時です。当時Slipknotにおネツだった僕は日夜ヨダレなどを垂らしながらインターネットでSlipknotにまつわる情報を収集していたわけなんだけど、「Slipknotに影響を受けた漫画」的な紹介をされているこのドロヘドロが目に止まり、併せて添付されていた画像(1巻の1ページ目)のグロテスクさと凄まじい書き込みに強い衝撃を受けたことをよく覚えています。

当時ドロヘドロは書店に中々置いていなくて、取り扱っている書店を探して1巻を店頭で見つけた時は「このアングラでクールな漫画を知っているのはクラスで自分くらいだろうククク」など、ニチャりとしてしまいました。
それからは新巻が出るたびに購入し、その度に次の巻に焦がれるといった日々を過ごしていました。最終巻を読み終えた時、「今この瞬間、自分の人生で一つの区切りがついた」と強く感じた。
ドロヘドロは丁装が非常に凝っていたり絵柄も紙で見た方がしっくりくる気がするので紙で揃えていましたが、新巻が出た直後は我慢できず電子書籍で購入しその場で読んでから後日書店に紙の本を買いに行くといったちょっぴりキモいムーブも時折繰り出していました。

ドロヘドロはアニメ化される前にサントラが出ていたり、音楽と親和性が高い作品だと思う。
高校生の大山的にはこの漫画のテーマソングはStereo Fabrication of Youthの「two creatures」でした。

主役のカイマンと相棒のニカイドウというキャラクターの関係性をこの曲とリンクさせて聴くなどの思春期特有のアレをしていました。
この二人の関係性はこの曲の歌詞のようなものでは無いんじゃ無いかと今は思う。一方、作中で僕が一番好きなキャラクターは当時も今も変わらずカスカベ博士です。

話は逸れるが、中学〜高校初期にかけて僕は思春期特有のアレを沢山していたんだけど、好きな色々(漫画やゲームやアスリートなど)に勝手にテーマソングをあてがってニヤニヤしたり、好きなアーティストで打順を組んでノートの隙間に書いていたりした。確か4番サードはカートコバーンだったと思う。サード・カートコバーンってなんだよまじで。
ちなみに野球のルールはいまだにちゃんとわかっていない。

T岡田のフライ処理のごとく、話をそのまま逸らしていく。
Stereo Fabrication of Youthというバンドは、フロントマンの江口亮さんがきっかけで知りました。
School Food Punishment(以下SFP)というバンドが僕はかなり好きなんだけどこのバンドのプロデューサーをされていたのが江口亮さんだったわけですね。
作曲をはじめて色んな曲を自分なりに分析するようになったんですが、SFPの曲は沢山コード分析などをしました。江口亮さんプロデュースの別アーティストの楽曲もいくつか分析したことがあります。どれも本当に感心するしとても勉強になりました。
SFPはもうすでに解散してしまったんだけど、SFP元メンバーはそれぞれ音楽活動をされているし、江口亮さんも同じく作品を出し続けておられる。
そのそれぞれから SFPとの共通点を感じとる度に僕は「ん〜〜」など言いながらほんのり嬉しくも切ない朧と化すのです。

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