ホームステイ中の事件(?)4選!!
お久しぶりです!!前回のnoteで私のホームステイが大変だったことをお話ししました。今回は、その大変だったホームステイ中に起きた事件?ハプニング?トラブル?とその対処法ついてお話しします。
正直、ハズレだったホームステイのお話はこちらから↓
①賞味期限切れの食品
ステイ中に賞味期限切れのご飯が出てきたことが何度もありました。
・1週間前に賞味期限が切れた牛乳
フィンランド人はコーヒーをよく飲むので、ステイ先に着いた日にもコーヒーを淹れてくれました。「牛乳もいれていいよ」と言われ、いれたあとに賞味期限が1週間切れていることに気が付きました。私はお腹が弱いので、飲みたくありませんでした。ホストマザーが部屋からいなくなった隙にトイレに流して、コップは部屋に置いたままにして、部屋で飲んでいるように、見せかけました。
・いつのものかわからないドッロドロ醤油
フィンランドのスーパーにはお寿司コーナーがあります。ホストマザーが1度お寿司を買ってきてくれたことがありました。「醤油はありますか?」と聞くと、出されたのは埃まみれの瓶に入った醤油。かなりの衝撃でした。醤油を買いに行こうか迷いましたが、外出する時はホストマザーに何を買いにどこに行くか何時に帰ってくるかを伝えなければならなかったため、醤油を買いに行くとは言えませんでした。匂いは醤油だったため諦めてドッロドロ醤油を水で薄めて食べました。(しっかりお腹壊しました)
・6年前のお茶
ホストマザーに緑茶のいれかたを教えてと言われ、お茶っ葉はここにあるよと言って過去のホームステイ参加者からもらったと思われる日本のお茶を渡されました。よく見ると賞味期限が2018年となっていて、かなり引きました。私は「これは6年前のものだから…」と言いましたが、ホストマザーには、「賞味期限なんてただの数字だからこれでお茶を私にいれなさい」と言われ、目の前でお茶をいれるしかありませんでした。一緒に飲まないといけなかったためこれも諦めて飲みました。
②トースター壊したのはあなたでしょ!!
フィンランドのスーパーに行くとパンコーナーがものすごい広いぐらいフィンランド人はパンを食べます。ホームステイ中も毎日毎食パンでした。家には2枚ずつ入れられるトースターがあり、私もよく使っていました。ホームステイ終盤は、私はパンを食べていなかったので(じゃがいもを食べていました)全然トースターを使っていなかったのですが、ある日いきなりホストマザーに「トースターが壊れて使えないんだけどあなたが壊したんでしょ!」と言われました。私は最近は全然使ってなかったから「私じゃないし、なぜ壊れたのか私にはわからない」と言いましたが、ホストマザーは「私のせいで壊れた」とずっと言っていました。寒さで家のあらゆるものが壊れるとホストマザーが以前言っていたので、トースターも寒さで壊れたんじゃないのか(ご飯を食べるところは結構寒かったので)と思いましたが、抵抗することは無駄なので、私が壊したわけじゃないということだけ言って部屋に戻りました。
③体調不良
私は日本にいる時、かなりのストレスを感じた時などごくたまにめまいがすることがあります。めまいの症状は長い間出ていなかったので、大丈夫だろうと思い、めまいの薬は持っていきませんでした。(風邪薬と整腸剤のみを持っていきました。)
ある日の朝、めまいがして起き上がることができませんでした。9時ぐらいにホストマザーが部屋に来て、「起きなさい」と言うので、「めまいがして立ち上がれない」と言いました。すると、「部屋があたたかいからよ」とヒーターを消され、部屋のドアを全開に。私の部屋はリビングとつながっているのですが、リビングはいつも10℃もありません。窓側の部屋ということもあり、ヒーターをつけていないと私の部屋の温度は5℃まで下がります。一瞬で寒くなって余計に布団から出られない状態になりました。
「ご飯を食べなさい、部屋の外(リビング)に来なさい」とかなりイライラした様子で言われました。私は、「天井が回ってて立てないし、起き上がれないんです。起き上がれないからご飯も食べれないんです。」と言うと、さらにイライラした様子で「私(ホストマザー)の言うことを理解できないの?話が通じないから救急車を呼ぶわ、あなたをヘルスケアに連れていく必要がある、近所の人も呼んで助けを求めてくる」と言われ私は必死に止めました。「自分のの体調は自分が1番よくわかっているから、今は寝させてください。救急車を呼ぶほどではないし、近所の人も呼ばなくていい。寝ればよくなるから今は寝たいんです。」と泣きながら必死に訴えました。すると、「私を誰だと思ってるの?私は3人の子供を育て上げたのよ。子供が体調不良の時のことなんて私が1番よくわかってるわ。さっさとご飯を食べに出て来なさい。起き上がれないと言うならどのように倒れるか見せてみなさい。」と怒鳴りつけられました。
結局、親に電話して、親からエージェントへ、エージェントからホストマザーに電話をかけてもらい、エージェント側からホストマザーを説得してもらいました。(電話中にホストマザーがエージェントに言ってたことは、私が話したことと全然違うし誤解だらけでした)
次の日には体調が良くなりましたが、「せっかく月曜日(体調不良になった日)がフリーにいろんなところに行ける日だったのにあなたはその月曜日を無駄にしたわね。」とぐちぐち言われました。
みなさん!少しでも不安がある場合は薬は持っていきましょう!!
④水を買ってはいけない??
フィンランドの水道水は基本的に飲むことができるのですが、私のステイ先の水はそもそも出なかったり、出ても少し濁っていたりしてあまり飲みたくありませんでした。
また、私はフィンランドのリサイクルマシーンを探究項目の1つにしていたため、実際にマシーンを使うためにも水を買う必要がありました。
そこでスーパーで500mlの水を何度も買っていたのですが、私が水を買っているところをホストマザーに見られると、「家の水が嫌なんでしょ。家の水は綺麗なのに、汚いと思って飲みたくないから買っているんでしょ」とぐちぐち言われていました。
そこで私はホストマザーにバレないように、よく学校帰りに水を5〜6本買ってリュックに入れて帰っていました。大きな水を買うと怪しまれると思ったので500mlのペットボトルを大量買いしていました。リュックを持って外に出かけると「逃げる気?」などと言われるため、「iPadが入るバッグがこれしかないの!」と必死に伝えてリュックを持って行っていました。
一緒にホームセンターに行った際には、すぐ隣にスーパーがあったので、「あのスーパーにしか売っていない柄のポストカードがどうしても欲しいから行かせてほしい」とお願いして、ホストマザーがホームセンターで買い物をしている間にスーパーで500mlの水を5本買いました。厚手の上着を着ていたので、その両ポケットと、ズボンのポケット(ジャージを着ていたのでポケットが大きかった)に4本の水を入れて隠しながら歩きました。持っていたバッグがあまり大きくならないように1本の水だけいれてバレないように帰りました。バレませんでした笑
今回は少しネガティブな内容を書いていますが、ホームステイの全てが大変だったわけではありません!!私の中では衝撃的すぎて、どうしてもネガティブな印象が残っているだけです🥲
次回はフィンランドでのポジティブエピソードをお話しします!!ここまでご覧いただきありがとうございます!