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セッション

こんにちは。
くまです。

今年最初の映画は『セッション』
これは人生で観た映画の中でベスト3位以内に入る映画。
何か行動したいときに観る映画。

自己紹介にも書いたのだが、私の学生時代は吹奏楽一色。
結構ゴリゴリの体育会系だったので、
セッションを観ると自分と重ねてしまって胸が熱くなる。
うまくできないと悔しい、できるようになるまで死ぬ気で練習する。
音程が外れてても言い出せない、、笑
うん。わかる。

デイミアン・チャゼル監督の作品は映画すべての音楽がいい。
セッションは監督の実体験を基に制作されたそうで、演奏パフォーマンスよりも演奏指導の厳しさに軸を置いた作品のように思う。

指揮者にはその人なりの音楽への形があるわけで、
それを押し付けるような理不尽さの描き方は素晴らしい。
理不尽の中にも愛や葛藤はそれぞれあって緊迫した演技やカメラワークは、とてもリアルに描かれています。

セッションではジャズの技術として演奏スピードを上げることに絞られている。スピード以外にも音色、リズムの正確さ、音程、強弱など様々挙げられそうだが、なぜスピードに焦点を当てて取り上げられているのかは謎。
確かにスピードが早い演奏は魅力的だし、それをするためにはかなりの努力が必要なのもわかるが、なぜそのような描写をしているのかは、もう少し研究が必要なのかも。。

ここまで突き抜けた技術を持っていると、演奏が楽しくてしょうがないんだろうなと感じます。
この映画を観るたびに、また楽器が吹きたいなと思います。
何度見ても観終えた後に思うことは一緒で、

「最高」

この一言に尽きます。

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