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深く聴き込みたい音楽

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[忘れたくない好きな音楽/興味はあるけれど聴き込めていない音楽]を深く聴き込むことを目的に更新していきます。
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#音楽レビュー

深く聴き込みたい音楽 vol.3

GWを挟み、少なからず耳がリセットされた感覚がある。また、PCを新調したので幾らか制作がしやすくなったことも伴い音楽制作や音楽鑑賞が以前よりも楽しい。それとは別に、自分はグルーヴという概念とアンビエンスという概念、それぞれ一見相反するとも思える概念を並列的に愛好しながら音楽と触れていて、それらを直列的に音楽に落とし込めないものか、と考えていると最近改めて思う。今回のアルバムのチョイスはまさしくそうした展望を反映させたものになっているように感じる。 さて、それでは前回に引き続き

深く聴き込みたい音楽 vol.2

先週、先々週とCoachellaの配信を眺めていたが、シンガー系、ヒップホップ系とバラエティに富んだラインナップとは裏腹に、どこか煮え切らない気持ちも抱えていた。自分の音楽作りが大きく更新されたタイミングは今にして思えば2016~2018あたりに出てきた幾つかの名盤の影響が大きいが、それに準ずるような大胆な変革を及ぼす音楽の存在を現在進行形で感じにくくなっている。 言うまでもなくそれは老い、ないし慣れの側面もありつつ、リアルタイムな音楽に全ての期待を背負わせるのではなく、やは