ちっぽけな存在

毎日朝4:30に目が覚めてしまう。まだ時間あるから寝ようとしても寝れない。10時には寝てるとはいえいつもに比べると睡眠時間は短いけど不思議と昼間眠くなったりはしない。

一人は寂しいけどやっぱ家に誰もいないっていい。

昨日は朝マルシェに卸すトマトを車に積んで売り場に並べてそれから同居人を駅近くのバス停で降ろして再会を約束してお別れした。いよいよ30分の道のりを初一人運転で農場まで帰らなければならない。

運転してると自分がすごい自立した大人になった気分になってこれがあればどこにでも行けるんだと思ってなんかジンときた。

北海道の人はめっちゃ飛ばすから後ろに車がついたらすぐ譲る。

私は運転免許をこの年で取ったことで自分の世界線を変えたと思ってる。

普通の人には何ら特別なことではないと思うけど私に取っては運転は「恐怖」でしかなかったから。自分は運転は苦手だと思い込んでいたし絶対無理と自分に言い聞かせていたし助手席座ってれば楽だからそれに甘んじてた。

でもやってみたら案外上手いし楽しかった。

恐怖を克服したから見える景色がある。

恐怖は自分が創り出した幻想なんだね。

こんな小さいことなんだと思う。自分で自分が何を怖がってるか気づいてそこを敢えてやってみるっていうのがこの地球ゲームの楽しみだと思う。

こうやって自分の器を広げていく。

あんなに怖くて仕方なかった蝶々に昨日ほっぺにキスされたけど何とも思わなかったのにも驚いた。

私の恐怖はなんか変だけどみなさんは何を怖がっていますか?

昨日の夜暇すぎて外に出てみた。最近熊が出るから気をつけてとは言われているから夜外出たことなかったけど驚いた。星が降ってきてた。空が近くて永遠に続く大地と空に吸い込まれるような感覚で圧倒されて立っていられなくてふらついてしまった。

しばらく玄関に座って空を眺めた。

ありきたりだけど自分はちっぽけな存在だと思った。


他のおてつたびの仕事も肉体労働なので身体はきつくてクタクタになるから休みの日は動けなくて何もせずダラダラしてたこともあった。ここは一日中外だし比にならないくらキツイのだけどなんか身体が元気で心も元気だから動ける。

ネットと離れてる時間が長いからかもしれない。

昨日布団に入っていたら自分を叱咤する言葉がどんどん出てきた。その時なんか今日トマトの茎折っちゃったのとかをクヨクヨしてたんだよね、そしたら「いつまでそんなことしてるんだ」って「もういい加減やめなさい」と自分の口から声が出てきた。そっから結構長いことダメ出しされたんだかしたんだかわからないけど続いた。

ほんとそうだよね、あなたの言う通りと思った。

だって私は師匠に「重い重い、間に合わない、間に合わない」って言われ続けてお尻を叩かれてきたんだから休んでるサボってる暇なんかなくて無我夢中で生きなきゃいけないのに未だにまだぼんやりしてるところあるから叱られたんだと思う。

はっきり言ってボケっとしてる時間がないんだと思う。

かなりかなり私の意識の成長は間に合ってない。

人間はちっぽけな存在だけど一人一人が世界を変えられるようなでっかい存在でもある。

計り知れない力を持ってるのだと思う。

ほんとにそれを知りたいならやるしかない。

でもなるようにしかならないからリラックスっていう視点も持ちつつ自分と会話しながら。

探求者の道はなかなか厳しいのです。

☀️🌕














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