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誰もが、変わりたいカケラを抱えている。

【ワークショップ】絵本『ここにいたいあっちへいきたい―にひきののみのはなし』を読んで話そう~ゆるっと哲学
【日時】 2024年7月5日 金曜日 18:00-19:30
【参加者】 4人
【場所】埼玉県越谷市 SOKO802

【様子】
絵本を読んで、感想を言葉にしました。その後の対話は、活気ある会話が続き、あっという間の時間でした。

溶けそうな暑さの中で

あまりの暑さに、
溶けるんじゃないかと本気で思うほどの7月。

扇子を激しくパタパタさせ、汗を拭いていたら、
「前回が面白かったので」と2回続けてのご参加の方が
涼やかな顔で到着された。

越谷駅から徒歩4分の「SOKO802」に
場所を移して、2回目のゆるっと哲学。

越谷えほん市が開催されている中、
その夜の部を利用させてもらい開催した。

たくさんの絵本に囲まれた中、ゆるりとスタートです。


感じた、比較した、考えた

今回のテーマ本はこちら。

『ここにいたい!あっちへいきたい!―にひきののみのはなし』
レオ=レオニ 作
谷川俊太郎 訳
好学社

とてもユニークな内容の本だ。
絵本を読んでいると、クスクスと笑い声が聞こえてきた。

詳しい内容はここには書かないけど、興味を持ったら読んでみて欲しい。
読後の感想は、大いに盛り上がった。

自分は、なんでもやりたい方だから、こっちだ。
わたしは、基本やりたいほうだけど、違う一面もあるなあ。
えー、犬の本かと思ったのに。
主人公の姿がまったく出てこないのが、ビックリ。なんでなんだろう。
湖の部分の描き方が、とても素敵。
言葉の入れ方が、気になる。


など、内容だけでなく、
絵やデザインについてもたくさん語られました。

さらに原書の表紙との見比べてみて、
感じたこと、疑問に思ったこと、自分ならこうするなどと、
絵本をまるっとそのまま受け取るだけでなく、
一歩踏み込んだ会話が途切れることなく続く。

みんなイキイキと声に出して思ったことをすんなりと口にしてる姿が
いいなあと思いました。


言いたいことは、いっぱいある!

さて、その後今日の問いを決めます。
今回は「変化を楽しむには、なにが必要か?」
スルッと決まりました。

積極的な発言が多く
みなさん身近に感じるテーマだったのかも。

相手に変化してほしいときがある。
自分が変化するには、ちょっとした後押しが欲しい。
どんな子どもも、一歩踏み出してやりたいことを持ってるはず。
後押しするには、コツがある?
変化に強い人と、弱い人が、いるのではないか。
変化を促すのではなく、自分の体験談を話すことがある。

変化に対して思っていること、
感じていることが、こんなに溢れてくるなんて。

この場、このとき、このメンバーの偶然が生み出す
おもしろい体験だ。


「誰かの考えに触れる」が、変化のきっかけに

終わってみるとキーになる言葉が
たくさん聞かれました。

できないと言わない
受け入れていく
聞き手の問題
環境が大切
否定されない

なるほどと思う言葉が多くて、
頭がぐるぐる回った90分だった。

誰かの考えに触れると、嫌でも何かが動きだす。
自分の中の、何かが。

それこそが、変化なんじゃないのかなと、
帰りの電車に揺られながら考えました。
みなさんは、どんな帰路だっただろうか。

それにしても、酷暑の中のご参加、ありがとうございました。
またぜひ、ご一緒しましょう。

こんなことを体験してみたい方、
初めての方も大歓迎ですので
ぜひいらしてくださいね。
お待ちしています。

(とこ)

ゆるく。そしてここちよく。
ゼロプラスゼロ

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