ヒマなのではありません。あえて時間を作るのです。

【ワークショップ】ちくちく自習室
【日時】2024年月6月22日　土曜日　14:00-1630
【参加者】　3人
【場所】埼玉県越谷市　駅から徒歩５分　SOKO802

【様子】
珍しく昼下がりの時間に、広々としたスペースでゆったりと守られた空間で楽しくお話しながら、ちくちくしました。

大人の時間の使い方

「ひさしぶり～」
「きょうは、これにちくちくしちゃう？」

ちくちく自習室をスタートして、今回で何回目だろうか。

「一緒にちくちくしませんか？」とお誘いすると、たいてい
「いや～目がもう辛くて」とか「刺繍は苦手なんです」とか
言われます。

刺繍じゃなくてもいいんですよ。
ゴム紐の交換だったり、ついつい先のばしにしているボタンつけだったり。
ちょっとした手を動かす「ちくちく」ものを
おしゃべりしながら続けている会です。

これだけ聞くと、まるで
ヒマを持て余している人の時間つぶしみたいに
聞こえてしまうかもしれません。

違うんです。
忙しい時こそ、日常の雑事から意識を飛ばして
没頭できるものを持つことって、大事です。

あえて時間を作るのです。
これがとても、大人っぽい素敵な時間の使い方。

今回は、３人で楽しむ

と、長い前置きをして、わたしたちは今回３人という少人数で
ちくちくしました。
今回は、３人とも布カバンにちくちく。

「この前ね、ここに行ってきたの」
「へえー、行ったことない」「どうだった？」
たわいのない近況報告やら、今抱えているお家のこと、最近の楽しい趣味のはなし。

流れているのは、穏やかな時間。
そして、ゆるくつながる関係性。

次は、またいつ会えるかもわからないし、特に個人的に約束したりするわけでもないけど、一緒にそばでちくちくしながら、ゆったりと一緒の時間と空間を共にする不思議な関係。

落ち着く。
わたしは、ふだん一人で仕事をしていることが多いからか
急ににぎやかな空間に入ると、気持ちも頭も混乱してしまうことがある。
それは、ちょっと居心地の悪くもぞもぞしてしまう。

でも、人が嫌いなワケじゃない。誰かとゆっくり話すのは好きなのだ。
いまは、話し相手になってくれる人も忙しいよなあと
遠慮してしまう世の中だから、
こんな風にゆるく作業しながら、語らうのはすごく等身大で
身の丈にぴったりくる。

皆が同じことを揃ってするのではない部分も、
実はとても好きだ。

「次はいつ会えるかねえ」
「元気でね」

梅雨に入ったのに、暑かったこの日。
足を運んでくれてありがとう。

またぜひ。

(とこ)

ゆるく。そしてここちよく
ゼロプラスゼロ

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