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【#推しゲー】UNDERTALEをやってくれ

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#全力で推したいゲーム  の記事をどうしても書きたくて、今回は漫画ではありません。

本記事ではUNDERTALE(以下、アンテ)への愛をツラツラと述べさせてもらうと共に、多少のネタバレを含む表現をする可能性があります。

これから買おうと思ってたのに!!ネタバレ死んでも嫌なんやけど!!!という人は回れ右して今すぐアンテを買ってプレイしてください。

気になってるゲームやってんな〜という方、そんなゲーム知らんけど何それ?という方は是非この記事を読んだ後、アンテを買ってください。回し者ですもはや。

多少のネタバレ表現があるものの、そのネタバレを知ってもなお楽しめるゲームだと思うんで、そこはご安心ください。隅々までストーリー把握してからアンテを買ってから全クリした人も知ってます。大丈夫です(何が)

アンテとの出会い

元々はSteamでPCゲームとして発売され、今はps4やvita、Switchなどでも遊べるようになっています。

私はSwitchで買いました。

まず何故アンテを買ってプレイするまでに至ったのかの話からしていきたいと思います。もう話長くなるでこれというのがヒシヒシと感じ取れると思うんですけど、何とかついて来てください。

ある日ね、妹がやってたんですよ。リビングで、アンテを。

第一印象、「うわあ、また変なゲームやっとんでコレ」

私の妹は大のゲーム好きです。
メジャーなものから、誰が知ってんねんそれっていうようなマイナーなゲームまで、アクションからパズルから育成ゲームまで幅広く手を出すヤツ。

そんな妹がまた変なゲームに手を出したなこれ、が第一印象。

プレイしたことない人は分からないと思うんで、スクショ一部貼りますけど、

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こんなゲームなんですよ。

このご時世にドット絵。しかもなんか雑。
キャラクターもへんなのばっかり。

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それを50インチのテレビでやってるんですよ。おかしいやろあんたって思いますよね。画質の無駄遣いにもほどがあるやろて。

「なんなんそのゲーム」と聞くと「アンテ!!!!これクッソおもろいねん!!!!」と興奮気味な返事。
「獲物が来たぞ、こいつも引きずりこんでやろうこの沼に」と言わんばかりの口調でした。こわい。

「このね、フラウィちゃんがめっちゃ可愛いねん!!!ああ愛おしい!!」
 とドット絵のお花のキャラクターを指差しながら熱く語られます。知らんがな。可愛ないし。

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と言う感じで、割と冷めた感じで妹がアンテをプレイしているさまを後ろからボーッと眺めていたわけです。もうこの時点では全然アンテやりたいと思ってないです。

ですが、妹のプレイしているところを見ているにつれ、如何せんやっぱり変なゲームなことに再度気がつきます。

まず、キャラクターが死ぬほど個性的。
基本モンスターしか出てこないゲームなので見た目はさることながら、キャラクターの性格がやたらと強烈。これは短時間で感じ取れた特徴です。終始個性的。

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そして殺さないゲームであるということ。

これはまさにこのゲームのコンセプト、「誰も死ななくていいやさしいRPG」。
普通PRGだったらモンスター殺して、経験値得て、ボス倒しに行って…という工程を踏むと思うんですけど、このゲームはモンスターを殺さなくてもストーリーが進むようになっています。

攻撃の代わりに「行動」というコマンドがあり、それを駆使してモンスターと打ち解けていくというのがこのゲームの最大の特徴。
「さっきから全然攻撃しないな」と思っていたらそういうことだったらしいのです(後々妹から熱烈な説明を受けた)。

というわけでなんやかんや「変なゲームやな〜〜〜…気になるな〜〜〜変すぎて…」ということで、Switchでチャリンと購入するに至ったわけです。チョロい。

チュートリアルからバグってる

まずゲームといえばチュートリアルというか、ストーリーの始まりとして大体穏やかに始まったり、優しくプレイのやり方を教えてくれたりしますよね。

アンテそんなんありません。

最初はね、お花のキャラクターであるフラウィちゃんが現れて、ゲームのやり方を優しく教えてくれる…と思いきや、なんかもう殺されかけるみたいな。顔怖い、すっげえ怖いし。

是非アップされている動画見てみてください。

もうしょっぱなからおかしいわけですよ。いやなんなん。
朝鳥がチュンチュン鳴いて起きて、幼なじみなんかが現れて、なんか村長に呼ばれて、みたいなんちゃうのRPGって。
殺されかけてるんですよしょっぱなから、クソ花(愛称です)に。

という感じで、チュートリアルからバグってます。もうこの時点で割と心掴まれました。普通のゲームとちゃうでこれ、とドキドキが止まりませんでした。

キャラクターの個性強すぎやねん

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これは前述した通り、私がこのゲームをプレイしようと思ったきっかけのうちのひとつなんですけど、もうほんまにキャラクターの個性が強すぎる。腹パンパン、勘弁してってくらい全員個性の塊。

RPGでよくある村人Aとかそんなん1人もいません。出てくるモンスター全員が個性の塊。逆にようこんな個性の塊ばっかり生み出せたなと製作者を尊敬します。

アイテム販売(RPGでいう道具屋とか武器屋の類)してるキャラクターですらこの見た目。

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いや怖。なんなんその顔。

見た目だけではありません。喋り方にもキャラクターの個性はゴリッゴリに出ています。
キャラクターによって声の低さ、喋る速度が違う他(例えるならどうぶつの森のどうぶつ達、のような感じでしょうか)、表示されるフォントが違ったり、もはや縦書き横書きまで違ったりします。

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サンズはなんか太い角ポップなフォントで横書き(RPGでは横書きがポピュラー、というか普通ですよね)。

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サンズの弟のキャラクターであるパピルスはほっそいフォントで縦書き。

出るキャラ出るキャラ全員こんな感じなので、なんかもう休む間もないというか、ずっとジェットコースターみたいな感じです。

ボス曲神すぎるやろ

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もちろんアンテにもボスが次々と現れます(というか主要キャラほぼみんなボスになるんやけど)。
そのボスひとりひとりの個性を拾ったボス曲が、ボス中に裏で流れるんです。

これが〜〜〜〜ほんまに全部神曲です。

もうこのゲームは、各ボス曲を聞くためだけのために買っても良いと断言しても良いくらい神曲ばかりです。制作者は天才です(というか天才とユーザーの人々からは崇められている)。

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個性強すぎbgmとともに個性強すぎキャラ(ボス)に対面したとき、もう鳥肌止まらんですよ。

アンテbgm好きすぎて、アンテオーケストラ死ぬ気でチケット取って行きましたし、何ならオーケストラ会場で曲聴きながら涙しました。ほんまに。

私の一押しはふじみのアンダイン戦のbgmです。これは鳥肌が終始止まりません。わかってくれる人だけわかってほしい。

誰も殺さなくていいRPGとは言ったけど

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というわけでアンテの推しポイントを長々と書いてきたわけですが、実際「やさしいRPG」とは言うものの、相手のモンスターを殺す選択をすることもできます。

実はこのゲーム、「N」「P」「G」3つのルートが用意されています。
「Nルート」:普通にプレイすると大体このルートでエンド
「Pルート」:Nルートを終えた後にできる。モンスターと全員仲良くなることでストーリーが変化。
「Gルート」:出てくるモンスター全員殺していくことでストーリーが変化。
とまあ超ザックリ言うとこんな感じです。

NルートもPルートも言っちゃえば基本的にはハッピーエンドです。
と言うのも基本殺さなくて良いわけですから、普通のRPGであれば倒すべきモンスターと仲良くなっていける、共存できるゲーム。

そんなハッピーなルートを終えた後にGルートを進めようとするとね、もう心が押し潰されるようになるんですよ。

N、Pルートを終えて「推しキャラ」すらできたであろところで、最後にその「押しキャラ」すら自らの手で殺していくことになるかもしれないGルート。

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「もうハッピーエンドだけでいい…Gルートは怖いからやらない…」そんな人もちらほら見かけることもありますし、その気持ちは十分に分かります。分かりすぎます。

しかし、Gルートも是非やって欲しいんです。

N、Pルートで仲良くなったキャラクターをあえて殺していくルートをすることで、このゲームの本質が見えて来そうな気がするんです。(めっちゃ個人的な感想)

RPG=モンスターを殺すという方程式をぶっ壊して、「モンスターとも仲良くなれる」ことが分かった後に、モンスターをボコボコに殺していくルートを辿ることで、私たちが今まで持っていた「常識」はなんだったんだろうと。
この選択肢は正しかったんだろうか、とか、先入観があったんではないだろうか、とか、すごく色んな感情がグルグル回る。そんなルートで、そんなゲームです。

Gルートを終えて初めて、このゲームが完成するのではないかと思っています。(めっちゃ勝手な想像です)

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また、単純にGルートのボスは極端に難易度が爆上がりするので、ゲーマーは是非やってください。本当に難しい。私はくる日もくる日もふじみのアンダイン戦のプレイ動画を血眼で見ました。分かる人にだけ分かるネタ。

そしてそして、Gルートのボス曲はめちゃくちゃ神曲です。
先ほども出て来た私の押し曲「ふじみのアンダイン戦のbgm」はこのGルートで流れる曲です。

ここまで読んでくださった人神ですか?

そんなこんなで、私の好きなゲーム「UNDERTALE」についてでした。

ここまで読んでくださった方いらっしゃるのかな。もしいらっしゃったら駄文で申し訳ありませんでした。誤字も多分あると思うんですけど、見直さないまま出します。ええねん別に、伝われば(投げやりか)。

割と有名なゲームではあるんですが、もっと色んな人にプレイしていただけたら嬉しいなと思いつらつら書きすぎてしまいました。

まあこれを読んでもしアンテに興味を持った人がいらっしゃれば、是非ダウンロードしてプレイしてみてくださいな。

ちなみに私の推しキャラはアンダインです。それでは。

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