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ペーパーバックでつまづくところ その3

興味のあることは、なんでもやってみる、0円でやれるなら試して損することはない!(^^)
をモットーにあれこれ試行錯誤中のエリーナです。

こちらは「Kindle出版あれこれ」のマガジンの記事です。

前回のこのシリーズの記事はこちら

フォントを決める

電子書籍を出版する際、めちゃくちゃフォントって悩みませんか?
でも実際のところ、読者がスマホやタブレットなどのデバイスで読む場合
選択できるのは明朝かゴシックの2択のみ。
つまり、電子版だけならどのフォントを使ったとしても、この2つのどちらかになります。
しかもフォントの大きさもデバイスで変えられるので、こだわらなくても大丈夫なんです。
(リフロー型の場合)

しかしペーパーバックは違います。
読みやすいフォントがいい! 文字の大きさもとても大事です。

電子版を作る際に、ペーパーバック化を考えて、フォントと字の大きさも決めてから原稿にとりかかりましょう。

私の好きなフォント

フォントの大きさに関しては、私の読者さんは、同年代(4、50代以降)が多いように思うので、自分が見やすいと思うものを選んでいます。

細い線よりは、くっきり濃くてはっきり見えやすいものが好きです。
ということで明朝体は却下。
個人的に読みやすいな、と思っているのはメイリオです。
ただし行間がめちゃくちゃ空いてしまうので、詰める必要があります。

フォントの大きさにもこだわっていて、老眼鏡なしでも読める大きさにしています。
いろいろ試した結果、現在はメイリオの11を使っています。

どんな人にも読みやすいと言われているユニバーサルフォントも使ってみたいと思っています。
UD(ユニバーサルデザイン)と呼ばれるものですね。

読者ファーストで、目が疲れないようにするのが一番大切。

電子版を作る時に、電子版には反映されないからどのフォントでもいいやー
ではなく、最初からペーパーバック用のフォントや大きさにしておくと、後が楽です。

電子版はスマホで読む人が多いので、行間が詰まっているよりも、適度に空いていた方が読みやすいというのはあります。
それに便乗して? 利益をだすために、ページ数を増やすためにやたら行間を空けるのが一時期、Kindle界の常識になっていた時期がありました。

今は、あまりにも行間が空いている本はKDPから注意喚起が来ます。
(私は経験がありませんが、Kindle出版仲間の数人は連絡がきて、せっせと直していました)

電子版のアンリミテッドは、読まれたページ数で金額が決まるため、できるだけページ数を増やす。
逆にペーパーバックは印刷代を減らすために、できるだけ行間を詰めてページ数を減らす。

最近は、どちらかというとそこに手間をかけるより、電子版をそのままペーパーバックにして出版できるようにして、サクっと出版しましょう、というのが常識になりつつあります。



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