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夢見りあむ お気持ち表明採点botが楽しい

その日、TLに流れてきた記事を読んだ。

「夢見りあむが許せない」
こういうのがあるのか。

「私の「夢見りあむが許せない」」
なるほど。

「夢見りあむに夢を見るべきではない」
夢見りあむというのはおもしろいな。

「夢見りあむに狂わされた男のデレステ成長記」
お腹抱えて笑った。

「アイマスから足を洗った」
これは

「シンデレラの魔法は夢見りあむが無効化した」
これは

「喜多見柚と工藤忍の担当のフリルドスクエアの私物化とその傲慢さへの怒り」
この感情は

「四年前から夢見りあむのオタクだった」
アーカイブしないと。

デレステをインストールした。
5月初旬のことだった。


夢見りあむお気持ち表明にエモいものを見た。
しかし人間の記憶やインターネットの情報はすぐに消える。
だからラベルを貼って本棚に並べて飾っておこう。

これがbotを作った動機である。
最初からbioに書いていたはずだ、お気持ち表明をアーカイブするbotだと。


昔の話をする。
最強バーチャルタレントオーディション~極~。通称バーチャル蠱毒が2018年末にあった。
そこで九条林檎を見た。
オーディション参加者でありながら「バーチャル蟲毒」「同じ顔が1ダース」「浅はかな人間の安い台本」などのキャッチーなワードを駆使し、運営、システム、オーディションそのものを皮肉る九条林檎No.5はTwitterで急激にバズった。
そしてNo.5はTwitterでエゴサしてはリプライを飛ばし、傍観者でいる聴衆を当事者に引きずり込んでいった。

引きずり込まれた。
バズってる現象を外から眺めているときは人を介して間接的な観察になる。だから生の感情が薄まる。中に入って直接観察すれば鮮度の良い感情を摂取できる。当事者メリットがあった。

No.1からNo.12、数字だけ与えられた九条林檎12人はリスナーとの対話の中で新しい名前を獲得していった。

「いちご」「のじゃりん様」「スリー様」「フィー様」「5様」「ポム様」「鈴木ほっぺ」「留年様」「Q様」「てんちゃん」「メープル様」「トゥエル様」

これSFでは?
番号で管理された者たちが番号や個性にちなんだ名前を獲得してアイデンティティを確立していく。
完全にSFじゃん。ダーリン・イン・ザ・フランキスで見たよ。

マシュマロの使い方がわからず困っているNo.7にNo.5が使い方を教えようとしたり、No.9の配信に九条林檎を描いたイラストレーターのLAMさんが来てNo.9が感極まって泣いたり。
そういうエモい何かをたくさん見た。でももうそれはネット上に残っていない。
showroomはアーカイブが残らないし、敗者のTwitterアカウントも消えたから。

しばらくするとあまり聞けなかったNo.6、No.10、No.12の声が思い出せなくなった。
あの声は誰だったか、あの話をしていたのは誰だったか、記憶が混濁して思い出せない。確かに聞いたのに。

こんなことになるなら記録しておけばよかった。
すべて、額縁に入れて、壁に飾って。


話を戻す。
夢見りあむお気持ち表明に感情を見た。この感情は良いものだからコレクションしよう。せっかくだから公開でやろう。閲覧性を高めてパブリックでやることは社会にプラスのはずである。

でも味がするお気持ちはだいたい食べた。味が薄いお気持ちはbotに貼らずに記録しているものもある。これからは何を食べて生きていけばいいだろう。

なあ、もっと感情をくれよ。

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