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レンタルホームページスペース「erla」で個人サイトをつくらない?


0.なぜこの記事を書いてるの?

なぜ書くのか、それはこのサービスが広がることによって収益を安定化させ長続きして欲しいと思うからです。
先日も某ホームページサービスや某ランキングがサービスを終了しましたね。悲しくて仕方がありません。永住したい、サ終をするな!
「erla」に関するnoteが見つからない?なら私が書きます。
この記事によってサービスがもっと認知され、長く運営していただけることを願っております。

※別にサービス運営元とつながりがあるわけでも何でもない個人が書いています。
※記載の内容は現行のサービスをちょっと触った程度の執筆時点の所感であり、紹介している事項について今後仕様変更がなされる可能性があります。

1.「erla」とは?

「erla」(エラ)とは、月額制レンタルホームページスペースです。
フリーページの他、小説、イラスト、漫画などのコンテンツに合わせたページ作成機能があり、創作系個人サイトに適したサービスになっています。
2023年リリースのまだまだ新しいサービスです。

「erla」公式サイト

2.ここがすき!推しポイント

料金の安さ

基本有料って手が出しにくいですか?
なんと、このerlaは月額が390円です!年額でも4680円
安い、安すぎる…!本当にいいのか?サービスを続けるためなら値上げしてもいいのよ…!

しかも無料お試し期間が30日もあります。
この間は事前のクレジット登録などもせずに利用ができます。
使い続けるかわからないけどちょっとシステムを見てみたいよ、という方でも安心です。

課金をやめるとサイトの編集・閲覧ができなくなるようですが、サイトデータ自体はすぐには消えなさそうなのも良いですね。
※詳しくはマニュアルの「その他」の該当項目をお読みください。

マニュアル

なお感謝の課金をしたいファンのために、実は公式サイト下部のリンクに運営に寄付するページがあるようです。額によってノベルティも貰えるらしい。
BOOTHでも3000円のノベルティ購入(寄付)ができます。

完全広告非表示

この安さで広告がないのは単純に嬉しいです。
もう一度言いますが月額390円です。

※以下他サイト参考

  • ナノ:30日間550円~
    久々にナノで作成されたサイトを訪れたら広告がエグくて泣いた

  • フォレストページプラス:月額550円
    バナーはギリギリ許せても×ボタンの異様に小さい広告、お前はダメだ

  • Alice+:基本広告掲載
    サイトのコンテンツによっては広告免除制度があるが二次創作はどうかというと…

充実した基本機能

サイトにあってほしい基本的な機能に加え、コンテンツ別に使えるページ形式から選択して作成することができます。
また、夢サイトに嬉しいテキスト変換機能も実装されています。
ジャンルによってはサイト全体に鍵をつけたい?それも可能です。

  • フリーページ

  • 小説用ページ

  • イラスト用ページ

  • 漫画用ページ

  • ブログ

  • WEB拍手

  • アクセスカウンター

  • メールフォーム

  • テキスト変換機能

  • ページパスワード機能

カスタム性の高さ

使用したことがあるフォレストページプラスと比べ、はるかにカスタム性が高いです。
具体的な例では、デスクトップレイアウトが自分で編集できることやパスワード入力ページのレイアウトも個別に組めることでしょうか。どちらもフォレストページプラスではできません。
erlaでは細かいところまで自分でデザインすることができます。
中途半端にコードを組めてしまう私にとっては、まさに求めていたサービスでした。

規約では使用可能言語はHTML/CSSとなっておりますが、<script>タグの使用による直書きでJavaScriptを動かすことができます。
よく見るハンバーガーメニューなんかも実装できちゃいますね。
追記:HTML/CSS以外についてはユーザー自身の理解のもと使用してくださいとのことでした。公式テンプレの<script>改変や自作デザインはあくまでも自己責任で。運営さまいつもありがとうございます!

ただし、カスタム性が高いということは自分である程度構造を理解しなければならないということでもあります。
あんまりHTML/CSS分からないな…。JavaScript、なにそれ?の方は公式技術サポートを利用するのも手です。
公式テンプレートも一応いくつか用意されています。

カスタムできない部分でいうとOGPとファビコンが挙がります。こちらはerla共通になるようですね。
もっとサービスの認知度が上がってほしいので全く気になりません。

非実写R-18コンテンツ掲載可

R-18コンテンツを置けることがはっきり明記されているサービスを求めていました、ありがとう。
投稿にあたってはガイドラインがまとめられています。

投稿ガイドライン

手厚いサポート

不具合報告の問い合わせフォームの他、LINEによる技術面のサポートが試験運用されています。
返信が早くて心配になるレベルで手厚いです。中の人、どうか休んで…!
HTML/CSSの技術問い合わせになるのでJavaScriptは自分でなんとかしましょう。

私の場合は主に仕様の問い合わせのようになっています。
また、独自タグやパスワードなどがどの範囲で有効かなども質問すれば教えてもらうことができます。

3.今後に期待ポイント

マニュアルがあっさりしている

2.でリンクを貼っている通りマニュアル自体は文字のみのあっさりしたものです。説明動画のアーカイブがあるのでそっちで見ろということなのかもしれません。
小説ページやパスワードページの編集だと上下で入力欄が分かれていて、文字のマニュアルでは理解までちょっとかかりました。

自作デザインを使うつもりの人も最初は公式テンプレートを適用してみて、入力欄のどこで何が分割されているのかを理解するのが現状では一番早そうです。

謎の仕様がたまにある

hrefが空の<a>タグが自動で非表示になったり小説のパスワードページのコード改行部に自動で<br>が挿入されたりと、知らないと回避できない仕様がありました。
自分が書いたコードは合っているのにレイアウトが崩れる罠。

※見つけ次第noteにまとめていく予定です
※今後の更新で仕様が変わる可能性があります

小説本文のページ送り

同じ小説ページ内ではチャプター分け(フォルダ分けのような感じ)をしてもリンクが自動でつながります。個人の好みによる。
個人的には、長編ではよくても短編では少し気になってしまいそう。

チャプター間のリンクをつなげるかを自分で設定できるようになるといいですね。
これは後で要望を出します。

パスワード付ページ

マニュアルに書いてあることは何も間違っていません。
ただ共通パスワードが個別パスワードより優先されてしまうだけ。
だけ、なんですが。
これも後で要望を出します。

公式テンプレートが少なめ

まだ新しいサービスということもあり、公式のテンプレートは他の歴史あるサービスに比べて少ない印象です。
BOOTH等での有料テンプレート販売があることはあるらしい。
デザインについては申し分なくおしゃれ!

アクセス解析はない

アクセス解析機能は現在ありません。
禁止文字列になっているかは不明ですが、Googleアナリティクスなど無料で解析できる機能を導入するのも良いかもしれません。

4.余談

「erla」を詳しく紹介しているページ

先人による詳しい紹介記事です。
別視点で検討したい方はこちらのページも参照してみてください。

doさま

OFUSE 沼崎さま

レンタルサーバーはどうですか?

容量や入力文字数制限を気にしたくない人向け。
先人による素晴らしいサーバーについての記事を紹介します。
R-18を置くことを前提にしているまとめ、ありがたい!

doさま

AWSはどうですか?

個人サイトでAWS(アマゾンウェブサービス)を使う記事を見たことがないです。どこかにあればぜひお知らせください。
規約の解釈になりますがR-18への締め付けは案外緩い印象です。

5.「erla」で個人サイトをつくろう

ここまで紹介した通り、erlaは自由度と使い勝手の良さを両立したレンタルホームページスペースです。

特に、HTML/CSSを少し組めるよ!という方やレンタルサーバーまではいかないけど自由度の高いサービスが欲しかった!という方はぜひ一度使っていただきたい。
また、テキスト変換やパスワード付ページは個人で組む難易度が高いこともあり、より手軽な夢サイト制作としても本当におすすめです。
長く続くサービスになりますように。

今後はnote内でerlaの仕様・編集でつまづいた箇所、サイト制作全般について記事を書いていく予定です。
一緒にサイト制作を楽しみましょう!


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