好きそうだと思った

最近"好きかも?"の段階から、"ほら好きじゃん!"になるまでのスピードが如実に上がってきていると感じる。

これは、ライブ選びの時点で好きな感じの人が多く出ているライブを選ぶようになってきたという要因もあるだろうし、勘が鋭くなってきたという要因もあると思う。

好きな空気感の芸人さんばっかり出るようなライブを観る前から嗅ぎ分けられるようになったのは喜ばしい。でも、神保町!大阪吉本!太田!マセキ!全部見るぜ!というアグレッシブさをもって都内と福岡と大阪と配信を駆けずり回っていた昨夏の自分も好きだった。あのやんちゃな姿勢をどこかには忘れずもっておきたい。

勘が鋭くなってきたことについては、100で素晴らしいと思う。私といえば鈍感。他者同士の関係性についてはそれなりに敏感に察知して上手に立ち振る舞っていた気がするけれど、自分に関することとなるとてんでダメだった。自分の感情や自分に向く感情に全然興味がなかった。
小学生の頃から鈍くて、5年後10年後とかにえ!?あの時のあれって、そういうことだったの!?と発覚することが多々あった。自分の好みも、自分への好意も、なんか知らないうちに軽くいじめられてたことも、いくつものことを知らないまま平気で過ごしていた。

お笑いライブを観に行くようになってからも相変わらずにぶちんだった。にぶちんってあんまり言わないか。
初めて生で観てから2年後にハマる、とかがザラにあった。
こういうことが多すぎて、『もっと早くハマっていればあのライブに行けたのに…』と悲しむことに飽きてしまった。最近好きになる人たちに関しては、このタイミングでハマって正解なんだと開き直るようにしている。運命運命。

ちなみに、この人たちはすぐにでも売れそう、という勘は当初から悪くなかったので、売れる直前の人たちが普通めのキャパで行う、チケットが普通に取れる最後の単独に滑り込むのは得意だった。かが屋ザ・マミィAマッソヒコロヒーさん空気階段あたりの。これは物心ついた時からテレビのお笑いを見続けた成果だと思っている。私受けするものは遅かれ早かれマス受けする。きっとね。

私の全部を分かっていて、なおかつお笑いにも詳しいサバサバした幼なじみ。その幼なじみに『今この人たちがアツい』と紹介したら『アンタ好きそうだと思った!』と言われるだろうな、というくらいには好きの傾向がはっきりしてきた。そんな幼なじみはいないから言われないけど。
面白の好きの傾向も、ラジオなどで喋っている感じの好きの傾向も、恥ずかしいくらい見えてきた。これからはどんな人たちを好きになっていくんだろう。

せっかくなので、幼なじみではない方にも『今この人たちがアツい』を紹介しますね。

オーライパパを聴いて『電話』を観ましょう。今追わないでいつ追うの!という調子の上がり方をしている気がします。

ビデボーイズのネタを1本でも多く観ましょう。『すぐにでも売れそう』のセンサーと『好きの傾向にドンピシャ』のセンサーが2つとも爆発的に反応しています。今観ておくべきです。

stand.fmでやっているネットラジオ、右手でグーパンチ寿司を聴いてください。面白いし、聴き心地が良いです。私は自分に対して『アンタにもこういう所あるし、アンタこういう人好きだよね〜』と言いながら聴いています。オススメは第5回。

ご様子も聴いてくださいね。説教や癇癪が好きならArtistspokenも聴きましょう。私は大好き。

TCクラクションのネタ動画はもう観ましたか。観たならばstand.fmのラジオも聴きましょう。

他にも色々あるけれど、一旦おしまい。

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